株式会社SynkportとInternnect AIが新しいBCPプラットフォームを発表
企業の事業継続計画(BCP)は、災害時における生存と、通常業務の復旧を支えるための重要な仕組みです。しかし、日本では多くの企業がBCPをまったく整備できていないのが現状です。エビデンスとして、帝国データバンクの調査によれば、2025年5月時点でBCP策定率は20.4%に留まっています。特に、中小企業においてはその数値が17.1%という厳しい現実です。
こうした背景バランスに効果的に対処するため、2026年7月から提供される新たなSaaS『TSUDULY(ツヅリー)』が登場します。このサービスは、株式会社SynkportとInternnect AIの共同開発によって実現され、企業がBCPを作成し、運用定着させるためのトータルサポートを提供します。
TSUDULYの特長
『TSUDULY』はBCPを支持するさまざまな機能を統括するプラットフォームであり、BCP文書の作成、プレイブックの管理、訓練の実施、備蓄品の管理、安否確認など、さまざまな要素を統合されています。以下はその主な機能です。
1. BCP策定のための入口
アカウント自体を通じて企業の情報を整理し、AI技術を駆使することで、さらなるBCP文書の作成がサポートされます。これにより、策定済みの企業はもちろんのこと、未策定の企業も段階的に新しい計画に取り組むことが可能になります。
2. 作成したBCPの運用支援
ただBCPを作成するだけでは意味がありません。その後、リスク毎のプレイブック作成や訓練を導入し、持続的な運用が必要です。TSUDULYは、企業の安定した経営基盤を築くための運用をサポートします。
3. タスクの明確化
リスク管理に特化したプレイブックを用いることで、災害発生時の初動や関係者の指名をあらかじめ整備。これにより、有事の際にも迅速に行動するための道筋が確保されます。
4. 訓練と改善管理
定期的な訓練を実施し、その効果を振り返る仕組みが組み込まれています。結果として、既存のBCPがどの程度機能しているかの確認と、次回の改善策につながるプロセスが実現。
5. 備蓄品の管理
t 災害時に備えた必要な備蓄品目およびその数・状態を管理でき、必要に応じた診断機能も用意。
6. 安否確認のオプション機能
有料オプションとして、安否確認が可能になる機能もあらかじめ用意されているため、企業の特性に応じた柔軟な対応が可能です。
普及を目指した料金プラン
初年度の基本料金は996,000円(税抜)から提供予定。2年目以降は480,000円で利用可能とされ、さまざまな企業のニーズを満たすことが期待されます。
企業の未来を支える
新たなBCPプラットフォーム『TSUDULY』は、その技術的優位性から生まれた新たな社会の基盤を形成しています。企業の事業継続計画は、単に企業自身を守るだけでなく、従業員や地域社会、取引先といった周りの人々の生活をも支えるものであることを目指しています。今後の展開にも期待が集まります。ぜひ、この新しいBCP支援サービスにご注目ください。