NFTとDAOで地方創生！ユナイテッド、あるやうむに出資

NFTとDAOで地方創生：ユナイテッド株式会社が「あるやうむ」に出資

ユナイテッド株式会社は、北海道札幌市に拠点を置く株式会社あるやうむに出資することを発表しました。あるやうむは、NFT（非代替性トークン）とDAO（分散型自立組織）を活用し、革新的な地方創生モデルの構築を目指している企業です。

あるやうむの事業内容：ふるさと納税とクリエイター、そしてDAO

あるやうむは「ふるさとをクリエイターと豊かにする」というミッションを掲げ、大きく2つの事業を展開しています。

1つ目は「ふるさと納税 × クリエイター」です。自治体のふるさと納税返礼品開発において、クリエイターと連携し、デジタルコンテンツを活用した魅力的な返礼品を企画・開発から運用まで一貫して支援するサービスです。自治体のノウハウ不足を解消し、ユニークな返礼品を通じて新たな地域価値の創出を目指しています。

2つ目は「地域おこし協力隊DAO」です。デジタルスキルを持つ人材の地方移住を促進し、地域コミュニティをDAOとして構築することで、デジタルとリアルを融合した新たな地方創生を実現します。このDAOは、地域課題の解決や活性化に繋がる活動の中核となります。

ユナイテッドによる出資の背景

ふるさと納税市場は年間約1兆円規模に成長しており、自治体にとって返礼品の開発競争は激化の一途を辿っています。あるやうむのサービスは、クリエイターとの連携によるユニークな返礼品開発と、Web3.0技術を活用した効率的な運用により、自治体の課題解決に貢献すると共に、若い世代のふるさと納税への関与促進にも期待できます。

加えて、地域おこし協力隊DAOによる地方創生への取り組みは、複数の自治体との連携が始まっており、既にその効果を実証し始めています。ユナイテッド株式会社は、あるやうむの事業が持つ社会貢献性と、自社の「社会の善進を加速させる」というパーパスとの高い親和性に着目し、今回の出資に踏み切りました。

今後の展望：更なる事業拡大と地方創生の加速

今回の資金調達により、あるやうむは事業の更なる拡大を目指します。ユナイテッドは、長年の事業運営や投資で培ってきたネットワークやノウハウを活かし、あるやうむの成長を全面的に支援していきます。両社の連携によって、NFTとDAOを活用した地方創生の新たな潮流が、日本全国に広がる可能性を秘めています。

ユナイテッド株式会社：投資事業の取り組み

ユナイテッド株式会社は、投資事業、教育事業、人材マッチング事業を柱としています。創業以来、多くのベンチャー企業への投資実績を持ち、投資先企業の成長と成功を支援してきた豊富な経験があります。特に、シード・アーリーステージのベンチャー企業への投資に注力しており、自己資金による迅速かつ柔軟な意思決定と、事業成長に向けた多角的な支援体制が強みです。