メトロのカーボン対策
2025-10-10 08:20:24

メトロ電気工業、J-クレジット活用でゼロカーボンファクトリーを実現

メトロ電気工業、ゼロカーボンファクトリーを達成



愛知県安城市に本社を置くメトロ電気工業株式会社は、岐阜県の木曽三川水源造成公社から森林由来のJ-クレジットを50トン購入しました。この取り組みにより、自社の年間残余排出量である約5トンのCO₂をオフセットし、全事業活動で「ゼロカーボンファクトリー(ZCF)」を実現しました。

J-クレジットの活用



メトロ電気工業は、以前から省エネルギー活動や生産プロセスの効率化、再生可能エネルギーの導入に努めており、その結果として排出量を90%以上削減しています。J-クレジットの購入は、残余排出を補完し完全なカーボンニュートラルを目指す重要な一歩です。メトロ電気は、この取り組みを脱炭素経営の一環として位置付けています。

今後の取り組み



今後は、以下のような施策を強化していく予定です:

  • - 森林保全活動の強化:再生可能エネルギーの利用を増やすとともに、プラグインハイブリッド車(PHV)の導入を進めることで、さらなる脱炭素化を目指します。
  • - 地域貢献活動の推進:森林由来のJ-クレジットを活用し、日本国内の森林保全、間伐促進、生物多様性保全に寄与していきます。
  • - 国産材の利用促進:岐阜県産のヒノキを使用した天然木製品「檜の香」を開発し、地域経済との連携を図ります。

再生可能エネルギーへのシフト



メトロ電気工業は、再生可能エネルギーの導入、普及活動にも力を注いでいます。太陽光発電の拡充を検討し、工場やオフィスでの再生可能エネルギー電力導入を推進中です。また、省エネ型暖房機器「オレンジヒート®」や「速暖くん®」を通じて、持続可能な電化社会を実現すべく普及に努めています。

水素エネルギーへの挑戦



省エネ技術の開発とエネルギー原単位の削減に取り組む一方で、水素エネルギーの導入も進めています。将来的には脱炭素燃料の導入を目指し、GX(グリーントランスフォーメーション)対応力の強化を図っています。これにより、Scope1から3までの脱炭素経営をさらに深化させる計画です。

まとめ



メトロ電気工業の取り組みは、自社の枠を超えて地域や社会全体に貢献する形で進行しています。J-クレジットの活用や再生可能エネルギーの推進を通じて、持続可能な社会の実現に向けた新たなステージを切り開くことに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
メトロ電気工業株式会社
住所
愛知県安城市横山町寺田11-1
電話番号
0566-75-8811

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