HIMAWARI HOLDINGS、中東市場向けEC販売支援サービス「Arabian Market Master」提供開始

株式会社HIMAWARI HOLDINGSは、2024年7月11日より、アラブ首長国連邦（UAE）を中心とした中東エリアへのEC進出をサポートするサービス「Arabian Market Master」の提供を開始しました。

同社は、サービス開始に先駆け、2024年5月に貿易ライセンスを保有するドバイ現地法人「HIMAWARI General Trading L.L.C」を設立しました。さらに、博報堂DYグループ傘下のD2C特化型マーケティング会社「株式会社チョーズン・ワン」と提携することで、「広告・マーケティング」と「貿易・海外進出」のスキルを組み合わせた、国内唯一の中東向けEC進出支援体制を構築しました。

「Arabian Market Master」は、中東市場への進出を検討する企業に対し、以下のサービスを提供します。

1. 現地ECを活用した販売代行
現地ECサイト（amazon UAE、noon）を活用した販売代行
HIMAWARI自社ECサイトでの販売代行（2024年秋頃リリース予定）
オリジナルECサイトの制作および販売代行
物流構築、商品登録、決済システム、ラベル制作など、販売代行に必要な業務全般

2. マーケティング
市場調査・モニター調査（3C/4P分析など）
広告・キャンペーン戦略
イベント出展サポート
現地パートナー選定・交渉
* 法人設立（ライセンス取得、ビザ取得、銀行口座開設など）

HIMAWARI HOLDINGSは、市場参入後の継続的な成功を重視し、初期コストを業界水準よりも抑えることで、進出リスクを最小限に抑え、長期的な事業展開を支援することを目指しています。

中東市場のポテンシャル

近年、中東市場は急速に成長しており、世界的にビジネスチャンスに溢れる市場として注目されています。中東地域のGDP成長率は平均して4～5％と、日本（約1％）と比較して非常に高く、石油・天然ガスに依存しない経済の多角化と政府主導の大規模投資増加によって実現されています。

さらに、中東・北アフリカ地域の総人口は約20億人に達し、30歳未満の人口が総人口の約55％を占めています。このことから、経済成長と高い消費意欲により、今後数年で世界で最も大きな市場のひとつになると予測されています。

特に、UAEの主要首長国であるドバイは、アジア、ヨーロッパ、アフリカの中心に位置する地理的優位性から、国際貿易とビジネスのハブとして世界中の市場へのアクセスを容易にしています。政府のデジタル経済発展政策を追い風に、UAE/ドバイのEC市場は近年急成長を遂げています。

一方で、UAEでは、ECユーザーの約20％が年に1回以上日本ブランドを購入しているにもかかわらず、日本ブランドの出品割合は全商品のわずか5％以下と、需要に対して供給が追いついていない状況です。

このような状況を受け、HIMAWARI HOLDINGSは、長年のマーケティング活動を通じて培ってきた「日本ブランドを世界に届けたい」という想いを胸に、中東市場進出支援サービス「Arabian Market Master」の提供を開始しました。

中東市場進出の課題

中東市場は、法規制、宗教、商習慣など、他の市場と大きく異なるため、進出を検討する企業にとってハードルが高いと感じられるかもしれません。

HIMAWARI HOLDINGSは、進出に伴うリスクを最小限に抑え、日本企業の成長に貢献できるよう、このサービスを提供しています。

中東進出支援サービスに関するご質問や無料相談は、以下メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

[email protected]：石橋（HIMAWARI General Trading L.L.C代表）

株式会社HIMAWARI HOLDINGSについて

株式会社HIMAWARI HOLDINGSは、マーケティング＆セールス事業、自動車事業、ドローンエンターテインメント事業、国際貿易など、多角的な事業を展開する企業です。グループには、株式会社HIMAWARI、HIMAWARI General Trading L.L.C.（ドバイ法人）などが含まれ、日本国内のマーケティング・広告事業に加え、日本の製品・サービスを中東市場に展開する事業を展開しています。