株式会社ACSiONが推進するオンライン本人確認
株式会社ACSiON(アクシオン)は、東京都千代田区に本社を置く企業で、デジタル庁のデジタル認証アプリを利用したオンライン本人確認の支援を始めました。これにより、民間のプラットフォーム事業者は新しい署名APIを通じて、JPKI(公的個人認証サービス)を活用した本人確認を行うことができます。
デジタル認証アプリの基本機能
デジタル認証アプリは、スマートフォンを通じてマイナンバーカードを用いた本人確認が可能なアプリです。このアプリは、様々なサービスへの登録やログイン時に必要な本人確認をスムーズに行う助けとなります。アクシオンは、このデジタル認証アプリと連携するためのAPIを二種類提供しており、それぞれ認証APIと署名APIというものです。
署名APIを利用した本人確認の流れ
民間事業者がこの署名APIを使用する際には、まずアクシオンを通じて地方公共団体情報システム機構(J-LIS)に対して電子証明書の有効性確認を行うプロセスがあります。この確認を経て、各事業者は安全に本人確認の機能をシステムに組み込むことができるのです。
アクシオンの役割
アクシオンはこの署名APIを導入することにより、デジタル庁が提供するデジタル認証アプリを民間事業者が広範に活用できるようフォローしていく計画です。これにより、オンラインでの本人確認がより便利で安全なものとなり、デジタル化の進展を助けることが期待されます。
企業情報と今後の展開
ACSiONは2019年に設立され、不正検知プラットフォームや本人確認プラットフォーム事業、フィッシング対策などに取り組んでいます。代表取締役の安田貴紀氏を中心に、今後もデジタルセキュリティの向上を目指し、様々なサービスを展開していく方針です。アクシオンは、デジタル認証アプリの利用促進を通じて、より安心・安全なオンライン環境を提供しようとしているのです。
おわりに
この新たな取り組みは、デジタル社会のさらなる進展に寄与し、ビジネス界にも大きな影響を及ぼすことでしょう。ACSiONの活動から目が離せません。興味のある方は、彼らの公式ウェブサイトを訪問してみてください。