ブルーインパルスとSAF
2025-04-10 16:22:18

日本初の大規模国産SAF供給、ブルーインパルスが万博で飛行へ

コスモエネルギーグループの子会社、コスモ石油マーケティング株式会社が航空自衛隊のブルーインパルスに対して、国内初の大規模に生産された国産の持続可能な航空燃料(SAF)を供給することを発表しました。この供給は、2025年に開催される大阪・関西万博の開幕日に合わせて行われる展示飛行に利用される予定です。
この国産SAFは、2021年から始まったプロジェクトに基づいており、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援を受けて製造されています。環境性能を証明する国際的な認証を取得し、持続可能な航空業界の実現へ向けた重要な一歩となるでしょう。
ブルーインパルスは自衛隊の航空祭などで華麗なアクロバット飛行を行う特別なチームで、これまで多くの人々の心をつかんできました。大阪・関西万博が注目を集める中、この展示飛行が国産SAFの初利用となることで、日本におけるSAF導入のシンボル的な出来事として位置付けられています。
展示飛行は2025年4月13日(日)に行われ、万博会場上空を舞台に、6機のブルーインパルスが見事なフォーメーションとダイナミックな演技を披露する予定です。この取り組みは、さらなるSAFの普及および脱炭素社会の実現に向けた大きな意義を持つものと考えられます。
コスモエネルギーグループは2050年までにカーボンニュートラルを目指しており、その一環としてSAFの供給体制を構築しています。また、廃食用油の回収実証プログラムを通じて、社会全体での意識向上に努めています。航空業界におけるSAFの導入は、脱炭素化と持続可能性を重視する現代において重要なテーマです。
この取り組みを通じて、コスモエネルギーグループはさらなる社会的課題の解決と持続的な企業成長を進めていくことを視野に入れています。ブルーインパルスの力強い飛行は、未来に向けての希望を示し、持続可能な社会への道を開く一助となるでしょう。
今後も、日本におけるSAFの役割とその重要性は増していくと予想され、コスモエネルギーグループの取り組みにも多くの注目が集まります。
【ブルーインパルスとは】航空自衛隊の公式アクロバットチームであり、国民的行事や航空祭での華やかな飛行が人気です。本チームは、宮城県松島基地に所属しており、青と白の機体が特徴です。
詳しい飛行情報は、防衛省・航空自衛隊の公式サイトで確認できます。
【各社のコメント】
コスモ石油マーケティング社長、髙山直樹氏は、この取り組みが大阪・関西万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』に貢献することを期待しています。また、SAFFAIRE SKY ENERGYの代表、髙田岳志氏は、政府や企業との協力を強調し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを今後も続けていくと述べています。


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会社情報

会社名
コスモエネルギーホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦一丁目1番1号
電話番号

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