IT運用自動化プラットフォーム「Robostein」の新機能
株式会社コムスクエアが提供するIT運用自動化プラットフォーム「Robostein」は、最新のAIフロー生成機能(β版)を新たに導入しました。この新機能によって、専門的な知識を持たない担当者でもウィザード形式で必要な情報を入力するだけで、自動化したい業務フローを簡単に生成することができます。
開発の背景
近年、多くの企業が抱えるITシステムの運用問題は複雑化しており、トラブル発生時の初期対応や原因調査、関係者への情報共有といった業務が担当者に大きな負担を強いています。従来、これらの業務を自動化するには高度な専門知識やプログラミングスキルが必要であり、その導入には高いハードルがありました。また、業務プロセスがブラックボックス化しているため、属人化が進むことにも課題がありました。
Robosteinは、ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで、オンプレミスからクラウドまで多様なシステムを自在に連携し、一連の運用業務を簡便に自動化することを可能にするローコードプラットフォームです。これまでに、国内の4,000社以上の企業に導入されており、今後はAIによるフロー自動生成機能を加えることで自動化の導入障壁を大幅に下げ、さらに多くの企業で業務効率化が図れると考えています。
新機能「AIフロー生成機能」の特徴
公開されたばかりの「AIフロー生成機能」は、 IT運用の現場で必要な「やりたいこと」をスムーズに実現可能にする画期的な機能です。
ウィザードによるフロー設計
ユーザーはウィザード形式による質問に回答するだけで、自動化したい業務内容を簡単に整理し、さらにフローチャートとして視覚的に確認することができます。これにより、業務構造を明確に理解しやすくなります。
AIによるフローコードの自動生成
視覚化されたフローチャートに基づき、AIがRobostein上で実際に運用できるフローを自動生成します。このプロセスによって、従来の複雑な設定が大幅に簡略化され、ノーコードでの自動化が実現します。
専門知識からの解放
この機能は、現場のオペレーターだけでなく、専門的なエンジニアにまで幅広いユーザーを対象とし、それぞれのニーズに合った迅速かつ簡単な自動化を促進します。
「Robostein」の今後の展望
コムスクエアは今回のβ版提供を通じて得られたユーザーからのフィードバックを迅速に製品に反映し、機能のさらなる強化を推進します。AI技術の進化を活かし、ユーザーのビジネスプロセス全体を改善することで、企業のデジタルトランスフォーメーションを強力に支援していく予定です。
詳細な情報については、以下のリンクから資料のダウンロードが可能です。