表参道にLimeの旗艦ポート設置、地域密着型の環境づくりに挑む

Lime株式会社、表参道に新たな拠点を設置

Lime株式会社が、東京都渋谷区の表参道エリアに新たに旗艦ポートを設置し、地域貢献に力を入れる取り組みを開始しました。リアルティ業務を展開する三井不動産リアルティ株式会社との連携によって、人気の高い観光地に新しい交通手段が加わることになります。

表参道の旗艦ポート「リパーク神宮前4丁目第5」

この新しいポートは、表参道のホットスポットに位置し、大型の電動シートボード「Limeラクモ」を56台収容可能です。これにより、通行人や観光客が手軽に電動モビリティを利用できる環境が整います。

モビリティの“シームレス”移動を実現

Limeは、三井不動産リアルティと共に、表参道周辺だけでなく、他の地域にもLimeポートを設置する計画を進めています。これにより、車両と電動モビリティを組み合わせた、よりスムーズで便利な移動手段の提供を目指しています。この取り組みは、特に都市部において、混雑した交通の中での快適な移動を実現します。

地域との絆を深める取り組み

Limeは、原宿・表参道エリアの商業・文化振興に貢献するため、地域団体「原宿表参道欅会」にも6月より加盟しました。この活動を通じて、地域の安全や美観の維持、回遊性を向上させるための様々なイベントや活動に協力します。これにより、地域住民との信頼関係を深め、共に成長していく事を目指しています。

「Limeラクモ」とは

Limeの電動シートボード「Limeラクモ」は、特に女性や高齢者に歓迎されている安心設計を施したモデルです。「空いていて快適に乗れる」をコンセプトに、移動手段に対する新たな選択肢を提供し、多くの人々に利用されています。社名にも含まれる「ラク」は、楽に乗れる、気軽に使えるという特徴があり、「モ」はモビリティを意味しており、両者を掛け合わせた名称が生まれました。

Limeのサービス利用方法

Limeのサービスは、専用アプリを通じて簡単に利用できます。都市部のポートにある電動マイクロモビリティをアプリで予約し、目的地に近い場所で返却することが可能です。2024年からは日本全土でのサービス拡大を見込んでおり、短距離の都市圏移動における新たな選択肢を提案しています。

環境と安全への取り組み

Limeのミッションは、電動マイクロモビリティを公共交通手段として発展させ、持続可能な未来を築くことです。交通事故や環境問題への対応として、安全で安心な移動を支える仕組みを整え、地域社会の要望に応じたサービスを提供していく予定です。

今後もLimeは、地域貢献と環境保護に取り組みながら、よりクリーンな街づくりに貢献していく方針です。