京都府和束町がICTサービス「コドモン」を導入
2026年2月24日より、京都府和束町の公立保育所が保育ICTサービス『CoDMON』を導入することになりました。このサービスは、保護者や職員の業務負担を軽減し、保育の質を向上させるためのツールとして注目されています。
1. 導入の背景
和束町では、従来の電話での欠席連絡が多く、回線が混雑することが問題となっていました。電話に出られない時間帯の対応や、紙でのお知らせが伝わりきらないことが現場の業務負担を増していました。さらに、連絡帳の誤配や写真共有に時間がかかるなど、改善の余地があったのです。
2. CoDMON導入の目的
新しいICTサービス『コドモン』の導入により、以下の点が実現されることが期待されています。
- - 利便性の向上: 保護者が簡単に連絡できる仕組みを提供し、保育士にとっても負担が減ります。
- - 業務の効率化: 定型業務の省略化を図ることで、保育士がより子供たちに向き合える環境を整えます。
3. CoDMONによる具体的サービス
コドモンには様々なサービスがありますが、和束町の公立保育所では以下の機能が導入されます。
3.1 保護者からの連絡機能
遅刻や欠席、お迎えの連絡が保護者アプリから簡単に申請できます。これにより、保護者は時間を気にすることなく園に連絡でき、園側はリアルタイムで情報を受け取ることが可能です。
3.2 一斉通知機能
保護者への連絡は、テンプレートを使って簡単に一斉配信できます。メールやアプリ通知など、多様な方法でシームレスに情報を伝えられます。
3.3 電子連絡帳
連絡帳が電子化され、保護者は家庭での様子を選択形式で報告することができ、保育士は子どもたちの様子を写真を交えてフィードバックできます。
3.4 登降園管理
登降園時刻は二次元コードを使って記録でき、出席簿の作成や延長保育料計算が自動化されています。これにより、保護者は登降園状況を家族と簡単に共有できます。
3.5 健康・発育記録
健康状態や発育の様子を、日々の保育の中でチェックすることが可能です。6つの領域から選び、園児一人ひとりに合わせて記録ができます。
4. 和束町の期待する成果
和束町の担当者は、
「コドモンの導入によって保護者との情報共有が迅速かつ正確に行えるようになり、子育て家庭への支援体制が強化されることを期待しています。」とコメントしています。新たな技術がもたらす効率化により、保育士たちがより良い保育環境を作り出す助けとなるでしょう。
5. コドモンの背景
『コドモン』を提供する株式会社コドモンは、子どもを取り巻く環境をテクノロジーで改善することをミッションにしており、全国719の自治体で導入されています。京都府内での導入は12の自治体が確認されています。コドモンは、教育施設向けのICTサービスやオンライン研修を展開し、業界でのシェアを集めています。
そのビジョンは、
「子どもの育ちを社会全体で支えられる環境」を実現することであり、今後も多角的な取り組みが続けられるでしょう。
まとめ
ICTを活用した保育の質の向上は、未来の子育て支援において必需品となっていくことが予想されます。京都府和束町の挑戦が、他地域にも広がることを期待し、子どもたちの未来を見守り続けたいものです。