実験集合住宅「NEXT21」が新しい第一歩を踏み出す
大阪ガスが運営する実験集合住宅「NEXT21」が、この度504住戸の改修を終え、新しい居住実験に向けて始動します。このプロジェクトは、1993年の築以来、時代に合わせた住まいのモデルを提供してきた成果の一つです。今後は「和の居住文化の継承・発展」をテーマに、自然との共生を深めた新たなライフスタイルを提案します。
NEXT21の歴史と目的
「NEXT21」は、近未来の都市型集合住宅をその名の通り実験的に模索するために建設されて以来、定期的なフェーズごとに改良と実証を重ねてきました。過去31年間で200を超えるプロジェクトを実施し、省エネや省CO2の取り組み、多様なライフスタイルへの適応を進めています。特に、2024年度には「グッドデザイン賞」の受賞も見込み、次世代のエネルギーシステムを応用した住宅デザインが常に進化しています。
改修の主な特徴
今回の504住戸の改修では、以下の三つの視点から和の住空間が再構築されます。
1. 四季を感じる住まいと暮らし
和のデザインを取り入れ、居住者が季節ごとに室内を自由に変化させて楽しむことができます。外とのつながりを感じる風通しの良い大空間や、来客時や日常生活の場面に応じて適切な配置ができる柔軟性が特徴です。このような設計によって、日常の暮らしがより豊かになります。
2. 自然の力を活かす設計
「NEXT21」では、太陽光や風などの自然エネルギーを最大限に取り入れるパッシブデザインが採用されています。環境シミュレーションを通じて、快適さと省エネの両立が図られ、居住者の環境への意識も高められるでしょう。また、実験を通じて環境に優しい技術の効果を具体的に測定し、持続可能性を評価します。
3. 資源を循環させる「サーキュラーデザイン」
今回の改修では、従来の住戸から取り出した部材や、近隣から調達した廃材を有効活用しています。これにより、一般的な新規建材調達と比較して約8トンのCO2排出を削減することに成功しました。このアプローチは、循環型経済の実現に向けた重要な一歩です。
居住実験の開始と見学会
2026年7月からは、Daigasグループの社員とその家族が新しい住空間に居住を開始し、持続可能な住環境の実証が行われます。
また、以下の日程で竣工報告会と特別見学会が実施されます。
大阪:2026年2月27日(金融)
東京:2026年3月5日(木)
2026年3月9日(月)〜 6月26日(金)
詳細は公式ウェブサイトにて案内があります。
まとめ
「NEXT21」は、未来の住まいの在り方を追求し続けています。新たに導入された改善点やデザインは、暮らしの質向上はもちろんのこと、環境保全にも寄与しています。大阪ガスは、持続可能な社会の実現に向けて、今後も研究と提案を通じて、みなさんに新しいライフスタイルを提供し続けます。