クラゲ館の挑戦
2025-04-03 11:44:16

大阪・関西万博で初公開された「クラゲ館」の新たな挑戦

幻の“いのちの遊び場”「クラゲ館」が大阪・関西万博に登場



2025年3月23日、大阪・関西万博が開幕します。その注目のテーマ事業の一つとして、「いのちを高める」を掲げる「いのちの遊び場 クラゲ館」が初めて公開されました。このプロジェクトを担うのは、株式会社steAmの代表取締役でプロデューサーの中島さち子氏です。今回のメディア向けイベントでは、集った多くの記者や報道関係者に向けて、クラゲ館の理念や展示内容が伝えられました。

クラゲ館の理念



中島氏が語る「クラゲ館」の目的は、「創造性の民主化」です。来場者が自らの手で「つくる喜び」を体験できる場を設けることで、すべての人の中に潜む創造性を引き出そうという試みです。多様な価値観を包摂するために、様々な仲間たちと共にこの館は作り上げられました。

この日、ジャーナリストたちは、建築家の小堀哲夫氏からの視点や、万博協会の石毛博行事務総長からの挨拶などを交えて、クラゲ館の素晴らしさを理解していきました。

手で触れる、身体で感じる展示



クラゲ館の展示スタイルは一風変わっていて、来場者が一方的に見る形式ではありません。五感や身体を使ったシームレスな体験が用意されており、音楽、数学、アートなどが混じり合った体験型の展示が展開されています。

  • - 角命では、正三角形で構成されたLEDモニュメントが光を放ち、数学の美しさに触れます。
  • - 音触は、テーブルにある柔らかいゲルを押すことで、音と視覚の協奏が生まれる不思議な楽器。
  • - Co-クラゲでは、自らの思いを綴ることで参加者が自分を反映させる展示が楽しめます。

美術家・長坂真護氏と中島氏によるコラボレーションアート「ミドルクラゲ 海月」は、ペットボトルを使った環境への配慮も表現されています。

インクルーシブな取り組み



クラゲ館では、パラリンピアンやインフルエンサーをモデルにしたアテンダントユニフォームの披露も行われ、社会の多様性とインクルージョンが強調されました。
岩野博氏をはじめ、障害者の代表的な人物たちが登場し、意義深いメッセージを発信しました。

また、音楽家としても知られる中島氏は、KURAGE Bandを率いて国際的なコラボレーションを展開し、様々な文化が交わる「協奏」が生まれる場を育むことに力を入れています。

未来へのイメージ



「クラゲ館」は、すべての人が持つ創造性を引き出す場所であり、来場者は遊びながら自分自身の感性やアイデアを発見することができます。中島氏が語るように、「遊び」を通して創造性が広がる社会を目指しているのです。

このように、クラゲ館はただの展示スペースではなく、来場者が自身の「いのちの高まり」を感じることができる遊び場であることが強調されます。

大阪・関西万博の新しい形を感じ取ることができるこの「いのちの遊び場」に、一人でも多くの人が訪れることを期待したいです。


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会社情報

会社名
株式会社steAm
住所
東京都豊島区高田1丁目14番6号UNOビル
電話番号

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