奈良国立博物館で聖武天皇の特別展示が決定
奈良国立博物館では、聖武天皇の即位から1300年を迎えるにあたり、特別陳列「聖武天皇の大嘗祭木簡」を開催します。この展示は、奈良文化財研究所が行った発掘調査で出土した貴重な木簡を中心に構成され、多くの方にその魅力を届けることを目的としています。
特別展の概要
特別陳列は、聖武天皇が即位した年からちょうど1300年にあたる本年に、奈良ゆかりの文化を再認識する重要な機会です。秋の訪れに合わせたこの特別展では、奈良文化財研究所の平城宮跡資料館においても一般公開される予定の木簡が展示され、来場者に聖武天皇の時代の生活や祭事について考えさせるきっかけとなることでしょう。詳細は以下の通りです。
- - タイトル: 聖武天皇が即位したとき。―聖武天皇即位1300年記念―
- - 会期: 令和6年(2024)10月22日(火)~12月8日(日)、月曜日休館(祝日の場合は翌平日)
- - 会場: 平城宮跡資料館企画展示室
- - 入場料: 無料
- - 開館時間: 午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
- - 公式HP: 奈良文化財研究所
奈良国立博物館の展示
また、奈良国立博物館では以下の特別陳列も行います。
- - 会期: 令和6年(2024)10月22日(火)~11月11日(月)、会期中無休
- - 会場: 奈良国立博物館なら仏像館第13室
- - 入場料: 一般700円、大学生350円
- - 開館時間: 午前9時30分~午後5時
(正倉院展会期中は異なる時間帯での開館)
この展示を通じて、聖武天皇の大嘗祭に関連する文化遺産を多くの人々に紹介し、奈良の歴史と文化の深さを感じてもらえることを期待しています。
余談ながら、奈良国立博物館は観光地としても人気があり、多くの美しい仏像や文化財を収蔵しています。訪れることで歴史の深遠さに触れ、視野を広げる貴重な体験ができるでしょう。この機会に、ぜひ両展示を訪れてみてください。