京都から新たなビジネスを生み出す「SPINX KYOTO」プログラム
独立系ベンチャーキャピタルの『ゼロワンブースターキャピタル』は、2025年1月に新たなプログラム『SPINX KYOTO』を開始します。このプログラムは、京阪神地域からのスピンオフ・スピンアウトによる新たなビジネス創出を目的としています。京都府や京都市、京知恵産業創造の森などが連携し、地域の金融機関や企業の協力を得て実現しました。
スピンオフ・スピンアウトの重要性
スピンオフやスピンアウトは、企業内に眠る技術やネットワークを活用して新たなビジネスを生み出す手法として注目されています。政策的な支援も進む中で、多くの企業が参加する『SPINXプログラム』は、東京を拠点に多様な業種から約90名の人材が参加し、実際の事業創造に挑戦しています。これに続き、京都でも同様のプログラムが始まったことで、地域のイノベーションが期待されます。
SPINXの概要
『SPINX』は、企業内の才能を引き出し、スピンオフ・スピンアウトを促進するプログラムです。日本には多くの革新技術と優れた人材が存在します。このプログラムでは、それらの資源を活かし、新たなビジネスをグローバルに展開する支援を行います。
採択された参加者には、グループワークやケーススタディ、資金調達のためのネットワーキング機会、メンタリングなど多様な支援が提供されます。
地域の強力な連携体制
『SPINX KYOTO』の最大の特長は、地元パートナーとの強い連携です。京都府や京都市、関連機関、そして地元ベンチャーキャピタルや企業が協力して支援を行います。この地域の特性を活かし、伝統的な産業と先端技術の融合から生まれる新しい事業の創造が期待されています。さらに、支援プログラムの成果を発表するマッチングイベントも予定されています。
新規参加者の募集
『SPINX KYOTO』に参加したい方は、4月下旬から募集を開始する第2期に応募できます。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
プログラムの実施は2025年1月から始まり、期間は第1期が1月30日から3月27日まで、第2期が4月下旬から6月下旬までの予定です。参加者には、事業計画策定や資金調達に関する実践的な講座が無料で提供されます。
この新しいプログラムを通じて、地域のエコシステムを強化し、新たなスピンオフ企業が生まれることを目指しています。さらに、地域金融機関や地元企業の協力によって、継続的に支援が行われ、京阪神から世界へ飛躍する事業が育っていくでしょう。
詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。https://spinx10.01booster.co.jp/SPINXKYOTO