ジャパンシステムとBlueship、ServiceNowでの特別認定取得の快挙

ジャパンシステムとBlueship、ServiceNowで「Elite」認定を受賞

ジャパンシステム株式会社とそのグループ会社であるBlueshipが、米国のServiceNowから「Elite」の認定を受けたことが発表された。2025年1月を持ってのこの栄誉は、日本国内のリセラーパートナーとしては唯一のケースとなる。この認定はServiceNow社が提供する「パートナー」プログラムに基づいており、顧客満足度や導入実績などの総合的な評価によって決まる。

パートナープログラムの仕組み

ServiceNowのパートナープログラムは、5つのランクに分かれており、最も高い評価である「Elite」は「Global Elite」に次ぐ地位を象徴している。このプログラムには、リセラー、サービスプロバイダー、コンサルティング・実装、構築の4つの分野が含まれており、ジャパンシステムとBlueshipはこの中の「リセラー」に認定されている。これは、ServiceNowの製品やサービスを販売及び再販するパートナーとしての位置づけだ。

今後の展望

この認定を受けて、ジャパンシステムとBlueshipは、サービスや技術の更なる向上に努める意向を示している。特に、顧客の業務DX（デジタルトランスフォーメーション）を支援し、ビジネスの貢献を果たすために、ServiceNowを利用した設計から実装、運用サポートまで一貫したサービスを提供することを目指している。

グループ企業の戦略

2023年9月には、米国ServiceNow社のグローバル戦略投資部門であるServiceNow Venturesから戦略的な投資も受けた。これにより、ジャパンシステムとBlueshipは2023年5月の資本業務提携以降、自治体向けおよび企業向けのビジネス強化を進めている。特に、デジタルイノベーションを通じて、多くの自治体や企業の課題解決に貢献したい意向が見え隠れしている。

ServiceNow Japanのコメント

ServiceNow Japan合同会社からは、ジャパンシステムとBlueshipが「Elite」に昇格したことに対して感謝の意が示された。この昇格は、日本のリセラーパートナーとしては唯一のものであり、顧客からの高い信頼の証と捉えられている。今後は、Eliteグレードに見合ったライセンス再販やインプリメント事業が展開される予定だ。