おせち料理とSDGsの結びつき
お正月を迎えるにあたり、欠かせないのがおせち料理。特に家庭で手作りするおせちは、多くの家庭で伝統的に受け継がれてきたものですが、その準備は決して簡単ではありません。数多くの食材を用意し、調理し、盛り付けるという一連のプロセスには、主婦たちが直面するストレスがたくさん隠れています。
手間のかかるおせち料理
おせち作りには、40種類以上の食材や調味料を駆使する必要があり、その中には黒豆やきんとんなど、各メニューに5つ以上の工程が求められます。思い描くだけで圧倒されそうですが、その努力には環境への配慮という大きな目的も込められています。
私たちが手作りをすることで、買い物や調理器具の利用を最小限に抑え、結局はエネルギー消費を削減することが可能です。加えて、頻繁な外出を避けることでガソリンの節約にもつながります。これらの努力は、SDGsの目標の一つである「気候変動に具体的な対策を」に寄与しています。
ALGアカデミーで学ぶ
私自身、5人の子どもを育てながら30年近くおせち料理を作り続けてきました。その中で見つけたさまざまな工夫やアイディアを元に、最近では「おせち段取りレッスン」を開催しており、これまでに50人以上の方々にその魅力と意義をお伝えしてきました。
「手作りは大変」と思い込んでいる方々にも、分かりやすい手順で日々の準備をサポートすることで、『作ってみたい!私にもできる!』と言った感想を多くいただいています。
とっておきのおせちメニュー
近年の新型コロナウイルスの影響もあって、少人数でのお正月を迎える家庭が増えました。そのため、少しずつ準備を進めることで、無理なく美味しいおせちを楽しむことができます。手作りおせちは、知らずうちに環境に優しい取り組みを促進することができるのです。
日本の食文化を大切に
おせち料理には、各メニューが持つ特別な意味が込められています。たとえば、長寿や繁栄を願う思いなどです。この大切な日本独自の食文化を、次世代にしっかりと伝え続けたいと考えています。
おせちを手作りすることで、単に食事を楽しむだけでなく、家族との絆も深まるものです。忙しい日常の中でも、しっかりと手をかけて作ったおせちを食べることで、家族が集まり、温かな時間を持てるのです。
段取りのコツ
さて、効率よくおせちを準備するにはどうすればよいのでしょうか? 本レッスンでは、調理以外の部分、つまり準備や段取りに焦点を当てて、初めてのお客様でも安心して取り組めるよう、詳細な手順やアドバイスを提供いたします。
このレッスンを通じて、手作りおせちの魅力を再発見し、持続可能な生活を実現する第一歩を踏み出しましょう!
おせち段取りレッスンについて
- - 主宰: ALGアカデミー(株式会社ALG芦屋)
- - 講師: 伊藤亜子
- - 日時: 2021年12月7日(火)12:00-13:30
- - お申し込みフォーム: こちらから
私たちの美しい日本の食文化を次世代に伝えつつ、持続可能な未来へとつながるおせち料理作りに挑戦してみませんか?