ツナググループ決算報告
2025-08-08 12:05:27

株式会社ツナググループ・ホールディングス 第3四半期決算報告 成長に向けた新たな取り組み

株式会社ツナググループ・ホールディングス 第3四半期決算報告



2025年9月期における株式会社ツナググループ・ホールディングス(以下、ツナググループ)の第3四半期決算が発表されました。今回の発表は、2025年8月7日に行われ、同社の成長が続いていることを示すデータが示されました。以下に、財務状況や新たな取り組みについて詳しく掘り下げていきます。

決算概要



第3四半期の売上高は136.9億円で、前年比14.6%の増加を記録しました。加えて営業利益は6.9億円で、こちらも前年比27.7%増加しています。このように、前年同時期に比べて成長率が二桁に達し、過去最高の業績となり、業界内でも高い評価を得ています。自己資本比率は44.5%で前期末比8.8%の増加と、着実な基盤強化が見受けられます。

主要事業のトレンド



ツナググループは、採用業務に特化したRPOサービス事業を注力しています。この事業においては、OMR採用支援が好調で、約20%の成長が維持されているとのことです。一方で派遣や紹介事業においては、中小企業顧客の増加に伴い、各社の単価が若干減少しています。しかし、全体的に採用支援業務における成長は顕著であり、業界内での競争力を保っています。

新しい採用サービスの導入



さらに、ツナググループは新しいアルムナイ採用システム「アルムニア」を7月1日より開始しました。このシステムは、企業が最も抱える採用コストの管理や削減を支援するもので、マッチング機能を強化し、掛け流し採用から循環型採用へとシフトを図るものです。これにより、企業は効率的に人材を確保することが可能になると期待されています。

将来的な見通し



ツナググループは2025年の通期業績予想を据え置き、売上高200億円を目指しています。しかし、現在の進捗状況は68.5%と、新規事業の遅れが影響して若干の不安を抱えている状況です。ただし、営業利益や経常利益については、主力事業の伸びによって計画よりも早く進捗しています。この情報は、今後の展望にとっても明るい要素となるでしょう。

中期経営計画について



さらに、2025年8月28日には、2026年度を初年度とする5カ年の中期経営計画が発表される予定です。この計画には2030年に向けた具体的なアクションプランが盛り込まれており、持続可能な企業価値の向上を目指す取り組みが示される見込みです。同日に代表取締役社長の米田光宏による説明動画も公開され、関心のある方はチェックしてみると良いでしょう。

結論



ツナググループ・ホールディングスの第3四半期決算は、前期を上回る成長を遂げており、今後の展望に対しても前向きな姿勢を見せています。新しい採用システムの導入や中期経営計画に基づく戦略的な動きが、今後の業績にどのように寄与するのか、大いに期待されます。持続的な成長を追求しているツナググループの今後に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ツナググループ・ホールディングス
住所
東京都中央区銀座7-3-5ヒューリック銀座7丁目ビル7・8階
電話番号

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