クリエーションラインがEBM研修・導入支援サービスを開始
クリエーションライン株式会社(東京都千代田区)は、新たにEBM(エビデンスベースドマネジメント)研修と導入支援サービスを展開することを発表しました。この取り組みは、組織の意思決定の質を向上させ、持続的な成果改善を目指すもので、特にアジャイルなプロダクト開発に対する支援を中心に行われます。
EBMとは何か?
EBMは、エビデンスに基づいた経営手法で、Scrum.orgが提供するEBMガイドに基づいています。この方法は、不確実性の高いビジネス環境においても効果的に成果を最大化するためのフレームワークとして広く認識されています。本サービスは、このEBMの基本的な原則とフレームワークの理解を深めることから始まり、実践に至るまでの過程を包括的にサポートします。これにより、組織はより効果的な意思決定を行い、新たなビジネス価値を創造することが可能になります。
EBM研修の主な特長
クリエーションラインの研修プログラムには、以下の特長があります。
- - 基本概念の理解:EBMの基本的な考え方を習得し、その重要性を認識します。
- - ゴール設定の方法:ビジョンやミッションを考慮に入れた具体的なゴール設定方法を学べます。
- - 顧客価値への焦点:組織の顧客や市場に真の価値を提供するための成果の捉え方について理解します。
- - 導入支援コンサルティング:組織特有の課題に応じた実践的な導入支援を行います。
- - 統合支援:既存のアジャイルプロセスとの併用法についてのアドバイスを行います。
研修の導入メリット
EBMを体系的に導入することで得られるメリットは多岐にわたります。主なものとして以下が挙げられます:
- - 意思決定の精度向上:データ駆動でより洗練された意思決定が可能に。
- - ビジネス成果の最大化:達成目標と価値提供の整理で、成果を引き上げる。
- - 変化への適応力の強化:変化の激しい市場で競争力を保つためのプロセスを確立。
対象とする企業・組織
この研修プログラムは、以下のようなニーズを持つ企業・組織に最適です。
- - データドリブン経営を強化したい企業。
- - アジャイル開発を導入したが、組織全体の意思決定が従来の手法に依存している。
- - データを生かせていない企業。
- - KPI設定が不明瞭な企業。
エンドースメント
株式会社MonotaROの執行役CTO/VPoE、普川泰如さんは、EBMの導入によって目標設定の質が向上したと述べています。具体的には、EBMの考え方を共有することで、組織内全体が目指すべき成果に向けた共通の認識を持てるようになったとのこと。
イベントと詳細情報
クリエーションラインでは、EBM無料体験ワークショップも開催予定です。
- - 日時:2025年2月12日(水) 14:00〜16:00「アウトカムや価値あるものに目を向けてみよう」
- - 日時:2025年2月26日(水) 14:00〜16:00「ゴールに向けた小さなステップを回してみよう」
詳細は公式サイトまたは技術ブログで確認できます。これを機に、EBMを学び、業務に生かしていく時期かもしれません。