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日本酒が世界へ！「MySAKE.jp」が海外レストランに本格進出

日本酒の輸出額は近年急増しており、その市場は拡大を続けています。この流れをさらに加速させるべく、新潟県長岡市の株式会社FERMENT8が展開する日本酒タンクオーダーシステム「MySAKE.jp」が、海外レストランへの本格的な展開に乗り出しました。

2022年10月25日、FERMENT8は日本を代表する料理人団体である一般社団法人ChefooDoとの業務提携を発表。これにより、「MySAKE.jp」は海外レストランのニーズに合わせた日本酒の提供が可能になります。

ローカライズで日本酒の魅力を世界へ

海外レストランでは、日本食も現地のお客様の嗜好に合わせて進化を遂げています。食材や味付けはもちろん、日本酒も同様に、その土地に根ざした文化に合わせたローカライズが求められます。

「MySAKE.jp」は、タンクオーダーというシステムを採用することで、現地シェフの意見を反映した日本酒のカスタムオーダーを実現します。シェフは、使用する米や水、酵母、熟成期間などを自由に指定することができ、それぞれのレストランに最適な日本酒を造り出すことができます。

酒蔵のマーケティング活動と日本酒文化の定着を支援

「MySAKE.jp」は、海外レストランだけでなく、酒蔵にとっても大きなメリットをもたらします。酒蔵は、海外シェフとの連携を通じて、新たな日本酒の可能性を探求し、自社のブランドを世界に発信することができます。また、海外市場への参入を促進することで、日本酒の需要拡大に貢献し、ひいては日本の酒造りの文化を世界に広げる役割を担います。

「MySAKE.jp」とは？

「MySAKE.jp」は、2021年6月にFERMENT8が開始した日本酒カスタムオーダーシミュレーションサービスです。複数の酒蔵と連携し、オリジナル日本酒のオーダーを受け付けています。

個人ユーザー向けには、ボトルデザイン、味、風味、スペックなどを自由にカスタマイズして、自分だけのオリジナル日本酒を造ることができます。法人向けには、タンクの製造からカスタマイズが可能で、米の選定、酒質、風味、熟成期間など、あらゆる要素を自由に調整できます。

ChefooDoとの連携で生まれる可能性

今回の業務提携により、FERMENT8はChefooDoが持つ、日本の料理人と世界の料理人をつなぐネットワークを活用します。これにより、日本酒のカスタマイズオーダーを通じて、世界中の食文化と日本酒のペアリングを提案することが可能になります。

さらに、海外シェフの斬新なアイデアを取り入れた酒造りによって、これまでになかった新しい日本酒の可能性を切り開くことも期待されています。

今後の展望

FERMENT8は、今後、各国シェフのニーズを調査し、それぞれの国の法律や輸出基準に合わせた「MySAKE.jp」を展開していく予定です。また、国内では、連携する酒蔵を増やし、より幅広いニーズに対応できる体制を構築していく方針です。

「MySAKE.jp」は、日本酒の世界進出を促進し、日本の食文化を世界に広げる役割を担う重要なサービスとして、今後の展開に注目が集まります。

関連リンク

サードペディア百科事典: 新潟県 長岡市 FERMENT8 ChefooDo MySAKE.jp

Wiki3: 新潟県 長岡市 FERMENT8 ChefooDo MySAKE.jp