廃漁網の再資源化
2022-06-02 13:00:05

廃漁網の再資源化!気仙沼から石垣島へ広がるプロジェクト

廃漁網の再資源化!気仙沼から石垣島へ広がるプロジェクト



宮城県気仙沼市を拠点に活動するamu株式会社は、廃漁網の再資源化プロジェクトを展開中です。この取り組みは、海洋プラスチックの問題に取り組みつつ、地域社会や漁業に貢献することを目指しています。2022年5月23日、気仙沼での漁網回収に向けて立てられた第一目標額100万円が達成され、その後、沖縄県石垣市に向けたネクストゴールが設定されました。

漁具がもたらす環境への影響



海で使用される漁具は、用済みになると海洋プラスチックとして問題視されています。これが原因で、アザラシやカメなどの生物がゴーストネットと呼ばれる漁網に絡まり、命を落とす事態も発生しています。そこで、amu株式会社は、これらの廃漁網を有効活用し、海洋資源として再生させるビジョンを持っています。

クラウドファンディングの成功と新たな目標



2022年5月11日から支援を募ったクラウドファンディングが始まり、第一目標である100万円が無事達成されました。これにより、気仙沼市での漁網回収が確実になるとともに、新たに沖縄県石垣市の廃漁網回収と商品化も計画に加わりました。ネクストゴールは500万円に設定され、これらの活動を継続的に行うための資金を集める方針です。

資金の用途とプロジェクト内容



このプロジェクトには2,000万円の予算が設定されており、内容は回収費用や製品開発に充てられます。具体的には、輸送費や集積地の借上代、デザイン費、製造費などが含まれています。この資金は、個人や企業からの支援はもちろん、借入や補助金などを利用して確保していく予定です。

リターンのご案内



クラウドファンディングでは支援をいただいた方に向けたさまざまなリターンも用意されています。例えば、非公開のFacebookグループ「amuのアジト」への招待があり、ここではプロジェクトの進行状況や代表による活動報告が行われます。また、計画されたプロジェクトの内容に基づき、ロゴをameのウェブサイトに掲載するスポンサーシップも募集中です。

地域社会と未来のために



私たちの取り組みは単なる資源回収にとどまらず、地域の漁業へも好影響を与えることを目指しています。漁具や漁網には多くの物語が秘められています。それを「もったいない」と捨ててしまうのではなく、再び命を吹き込むことで新しい素材やプロダクトを生み出すことを信じています。

今後も全国的な枠組みで廃漁網の回収と資源化を進めていく意向で、共に考え、行動してくださる方々を募集中です。自治体や企業からの協力体制を強化し、より多くの人々と共に、このプロジェクトを成功させる道を模索してまいります。

会社概要


  • - 社名: amu株式会社
  • - 本社所在地: 宮城県気仙沼市笹が陣2-122 マンスリー809B号
  • - 代表取締役: 加藤広大
  • - 設立: 2021年9月3日
  • - HP: amu株式会社

このプロジェクトは、私たちの想いを形にするための第一歩です。支援を通じて、共に明るい未来を育んでいきませんか。

会社情報

会社名
amu株式会社
住所
宮城県気仙沼市南町2-2-25
電話番号

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