経営者必見！試算表で「黒字倒産」を防ぐ！『自社の経営状態がタイムリーにつかめる試算表の教科書』刊行

「黒字倒産」を防ぐために、経営者にこそ試算表の重要性を感じてほしい

近年、企業を取り巻く環境は変化が激しく、コロナ禍の影響も相まって、多くの企業が経営難に陥っています。帝国データバンクの調査によると、2023年の倒産件数は前年比33.3%増と、深刻な状況が続いています。特に問題視されているのが、利益が出ているにもかかわらず、返済のための資金が不足し、倒産せざるを得ない「黒字倒産」です。

このような事態を防ぐためには、企業は自社の財務状況を常に把握し、適切な経営判断を行う必要があります。そのために不可欠なのが、毎月作成する「試算表」です。試算表は、いわば会社の健康診断書。現状を把握し、問題点を見つけ出し、改善策を検討するための重要なツールとなります。

『自社の経営状態がタイムリーにつかめる試算表の教科書』が経営者の悩みを解決

税理士法人ライカブリッジの小磯勤哉氏は、長年の経験から、試算表の重要性を深く認識し、多くの経営者にその活用を推奨しています。その思いを形にしたのが、2024年7月1日に刊行された『自社の経営状態がタイムリーにつかめる試算表の教科書』(セルバ出版)です。

本書は、試算表の基礎知識から、実践的な活用方法まで、わかりやすく解説しています。具体的には、試算表の見方、作成方法、仕訳の仕方、原価の計算方法、経営指標の分析など、経営者が知っておくべき基本的な知識を網羅しています。さらに、実際の試算表を例に挙げながら、具体的な事例を紹介することで、より理解を深めることができます。

月次決算の重要性と試算表の活用法を解説

本書では、単に試算表の作り方を説明するだけでなく、試算表を活用することで経営状態をどのように改善できるのか、具体的な方法も提示しています。例えば、試算表を分析することで、売上高や利益率の推移、資金繰り状況などを把握することができます。これらの情報を基に、売上拡大やコスト削減などの対策を講じることで、経営の改善につなげることが可能になります。