高校生と企業のSNS共創モデルが生んだ新たな価値の創造
近年、SNSプラットフォームは目まぐるしく進化を遂げており、特に動画コンテンツの需要が急増しています。企業はこの変化に対応するため、より高品質なコンテンツ制作と、継続的な情報発信体制が求められています。しかしながら、多くの中小企業は人手不足やリソースの制約によって、この課題に対処することが難しいという現実があります。そうした中、株式会社おいもや(静岡県掛川市、代表取締役:関谷夕佳)は一つの解決策を見出しました。それが、高校生との共同によるSNS運営です。
プロジェクトの背景と狙い
おいもやが実施した本プロジェクトは、高校生の探求学習活動と企業のSNS運営の課題を結び付けるものです。企業内だけでは生まれ得ない、若者ならではの新鮮な発想力を活かして、SNSの活性化を図ることを目的としています。この取り組みを通じて、高校生には実社会との関わりを持つ貴重な学びの機会を提供し、企業には新たな視点とターゲット層へのアプローチ戦略を授けるという、双方にとってウィンウィンの関係を築くことを狙ったものです。
具体的な成果
このプロジェクトでは、高校生たちと共に3本のInstagram動画を制作しました。その内容は、ASMR動画、ドラマ仕立ての商品紹介、商品を使ったアレンジレシピ動画の3種類です。これらのコンテンツは、合計で16,000回以上の再生数を記録し、若年層へのアプローチとして高い評価を得る結果となりました。このことから、新しい共創モデルが企業のSNS戦略に大きな変革をもたらしたことが伺えます。
ASMR動画
ASMR動画は、特に若い世代から人気の高いジャンルで、リラックス効果を期待されるコンテンツとして知られています。おいもやはこのトレンドを巧みに取り入れ、製品の紹介だけでなく、視覚と聴覚で楽しむ体験を提供しました。
ドラマ仕立ての商品紹介動画
また、ドラマ仕立ての動画では、商品のストーリーを創出し、視聴者が感情移入できるよう工夫が凝らされました。これにより、ただの商品紹介ではなく、消費者の心に響くようなメッセージが届けられました。
アレンジレシピ動画
加えて、商品のアレンジレシピ動画は、実際に使える情報を提供し、視聴者の興味を引くことに成功しました。このような実践的なコンテンツが視聴者から支持を得る要因となり、再生数を押し上げたのです。
今後の展望
おいもやは、今後も高校生や地域の教育機関との連携を模索し、新たな挑戦を後押ししていくとしています。「共創型プロジェクト」として、高校生は自らの創造力を発揮し、同時に企業は新しい視点からの発信力を得られるこの試みが、今後どのような形で発展していくのか、目が離せません。インスタグラムを通じて広がる新しい価値の創造は、多くのビジネスパートナーシップに影響を与えることでしょう。