冬の味覚を堪能する旅
冬を迎える金沢。ここで特に楽しみなのは、冬の味覚「香箱蟹」。この特別な蟹は、毎年11月6日から12月29日までの限られた期間にしか味わえません。小ぶりながらも、ぷちぷちした食感の外子と濃厚な旨味の内子が口の中でとろけ、その美味しさはまさに冬の贅沢。そんな香箱蟹をテーマにした宿泊プランが、ホテル金沢にて提供されることになりました。
香箱蟹会席「冬彩 -TOUSAI-」とは
ホテル金沢の1階にあるレストラン「DINING TSUZUMI」では、香箱蟹を主役にした会席料理「冬彩 -TOUSAI-」を楽しむ宿泊プランが登場。1泊16,000円からのこのプランでは、香箱蟹を余すことなく堪能できる料理の数々が提供されます。その目玉は、蟹身を贅沢に使用した蒸し物や手巻き寿司、さらには金沢の郷土料理も楽しめる内容です。
プランの開始日は2025年9月19日(金)で、宿泊期間は11月7日(金)から12月28日(日)まで。冬の金沢の魅力を味わい尽くすには、この機会を逃す手はありません。
会席料理の内容
料理長の手で仕立てられる「冬彩 -TOUSAI-」では、前菜として北陸の珍味を使った七種盛りが登場します。中でも「香箱蟹姿面盛り」は、質の良い香箱蟹の身を丁寧に盛り付けた一品。橋本和食料理長の技が光ります。食材は、金沢を代表する料理に彩りを添える加賀野菜や、能登産の海の幸を取り入れています。
煮物として提供される「鴨の治部煮」は、加賀野菜やすだれ麩とともに煮込まれた料理で、こだわりの出汁からは深い味わいが感じられます。また、香箱蟹と加賀野菜の手巻き寿司は、お客様ご自身で巻いてお楽しみいただけるインタラクティブな要素が魅力です。
ますます豊かなバリエーションを誇る料理群には、能登産の鰤や甘えびを用いた三種盛りや、香箱蟹の加賀湯葉揚げ、さらには蟹の旨味を閉じ込めた餡かけ蕪蒸しもあり、まさに冬にぴったりの饗宴が待っています。
最後には、能登大納言小豆を使ったぜんざいがデザートとして提供され、甘く幸せな余韻をもたらします。
冬の金沢を満喫する特別な時間
また、朝食ブッフェでは、金沢の新鮮な海の幸や地元の食材を生かした品々が取り揃えられ、約40種類以上のメニューからお好きなものをお楽しみいただけます。
さらに、宿泊施設としても魅力的な客室が用意されています。武家屋敷をイメージした和モダンなデザインで、加賀友禅のアクセントがさりげなく施された空間は、まさにくつろぎの場となるでしょう。特に広さ70㎡のラグジュアリースイートは、ゆったりと贅沢なひとときを提供します。
一年の疲れを癒すため、冬の金沢で風情溢れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。自然の美しさと、美味しい食事が絡み合うこの特別なプランは、冬の思い出作りにぴったりです。皆さまのご利用を心よりお待ちしております。