中華惣菜の新たな挑戦!「余計なものは使いません」宣言の裏側
美食の街、神戸を拠点に中華惣菜を製造する株式会社フーズパレットが、全国的に注目される中華惣菜の新たな基準を策定しました。2024年7月27日に、「余計なものは使いません!!」という宣言をしました。これにより、消費者に安心して食べさせられる品質の商品を提供することを目指しています。
美味しさの再考
同社は中華惣菜の製造販売を45年続けてきましたが、時代と共に消費者の味の感覚や健康意識は変化しています。そのため、従来のレシピを守りつつも進化する市場に対応する必要がありました。新しい目標は、「自分の大切な人に食べさせたい」と思える品質を実現することです。
それを可能にするために、食品添加物を極力排除した商品作りを開始しました。具体的には、食品の持ちを良くするために使われがちな保存料などを避け、素材本来の味を大切に育む製法へと舵を切っています。
商品リニューアルの成果
約5年にわたり、新たな基準に基づく商品のリニューアルを進めており、今春にその取り組みが完了。すべての中華惣菜が生まれ変わりました。「余計なものは使いません」という言葉には、素材を最大限に活かすという哲学が込められています。保存料による味への影響を排除し、素材の特性に応じた調理法を採用することで、健康面も考慮された美味しさを実現しています。
店頭でのコミュニケーション
直営店舗では、プライスカードに「♥」の数で商品へのこだわりを示しています。このシンプルなアイコンは、消費者が直感的に商品を選べる手助けとなります。また、スタッフに質問することで商品の詳細や製造工程についての理解を深めることができます。
お客様の声に耳を傾ける
経営方針の変更後、直営店舗では消費者からのフィードバックを集める調査を実施し、多くのポジティブな反応が寄せられました。特に「添加物を使わない商品づくりを続けてほしい」という期待や、「安全で美味しい商品に出会えた」との声が多数。60代女性からは、家族にも食べさせたいという嬉しい感想が寄せられました。
食を通じた豊かさの追求
フーズパレットは「食を通じて心と身体を豊かにする」という理念を掲げています。私たちが日々摂取する食材が身体を構成し、心を育てるとの信念のもと、これからも真摯に商品作りに取り組むことを誓います。
会社概要
株式会社フーズパレットは、1960年に設立され、兵庫県神戸市に本社を置いています。代表取締役社長は渡邊靖也氏で、全国の百貨店などで中華惣菜を展開しています。多くの方に愛される店舗づくりを目指し、常に新たな挑戦を続けています。
公式ウェブサイト:
フーズパレット