フラワーロスをテーマにしたSDGsイベント
2024年4月から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するモンテディオ山形。今回、高橋工業株式会社と共に開催したSDGsイベント「ぬり絵体験でフラワーロスを知ろう!supported by 高橋工業」では、環境問題に対する意識を深める貴重な機会となりました。
このイベントには、惺山高等学校の生徒や地域の方々、そしてファミリー層を中心に60名以上が参加。参加者たちは、もはや価値を失った花、つまりフラワーロスから作った絵の具で自由に絵を描き、楽しむと同時に、環境への意識を高めました。
フラワーロスとは?
フラワーロスとは、花が市場に出回る際に廃棄されることを指します。実際、花屋の店頭に並ぶ花の30~40%が廃棄されており、その経済損失は年間1500億円にも上ります。農林水産省のデータによると、令和3年における花卉(かき)の産出額は3,519億円ですが、そのうち2割から3割が生産段階で無駄となっています。また、冠婚葬祭で使用される花も、イベントが終わると大量に廃棄される運命にあります。
参加者が気づき合ったフラワーロスの実態
イベントに参加した生徒たちは、廃棄されてしまう花を集め、絵の具を製作しました。「これほど多くの花が廃棄されていることは知らなかった」「環境に配慮した行動ができるかを考え直そうと思った」とのコメントが寄せられ、意義深い気づきを得た様子でした。また、一般参加者の方からも「知らなかった花がこんなに廃棄されていることに驚いた」といった声が上がり、意識の向上につながったようです。
高橋工業の思い
高橋工業は、空間に美しさをもたらす花が無駄に捨てられている現状に問題意識を持ち、持続可能な社会への貢献を目指しています。資源を有効に活用し、廃棄される花々に新たな価値を見出すことで、皆さんにフラワーロスについて考えるきっかけを提供したいと考えています。
地元高校生の支援
今回のイベントでは、惺山高等学校の生徒たちが制作から運営まで幅広く支援。彼らの熱意と行動力が、この取り組みをより一層強化しました。手作業での絵の具作りなど、彼らの努力がイベントの成功に寄与しています。
お問い合わせ
今回のイベントについての詳細情報は、高橋工業株式会社の総務部担当、松山までお問い合わせください。
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