オープンフォーラム2019:多様性を超えて
2019年3月1日、東京にて『多様性を超えて 包摂社会が生み出す創造性』のテーマでオープンフォーラムが開催されます。このフォーラムは、地域の多様性を受け入れ、包摂的な社会を築くことの重要性を考え、芸術文化における創造性への影響について議論する場となります。
東京都は、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、国際的な芸術文化都市としての地位を築くことを目指しています。現在、デジタル技術の発展により、様々な国や文化、ジェンダーにおける境界が曖昧になりつつあります。このような変化の中、芸術文化の価値はどのように位置づけられるのでしょうか。
基調講演とパネルディスカッション
今フォーラムでは、第一部でアーツカウンシル東京のカウンシルボード委員である中谷巌氏が基調講演を行います。その内容をもとに、第二部では登壇者たちが多様な視点から議論を展開します。
登壇者は以下の通りです:
- - 中谷 巌:アーツカウンシル東京カウンシルボード委員、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社理事長
- - ペーター・アンダース:ゲーテ・インスティトゥート東京所長
- - 梶谷 真司:東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)所長
- - 吉野 律:アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC) 日本オフィスディレクター
モデレーターは、P3 art and environmentの統括ディレクター、芹沢高志氏です。彼らの専門的な見解をもとに、東京が目指す国際都市としての新たなビジョンを探る貴重な機会となります。
実施概要
- - 日時:平成31(2019)年3月1日(金)午後4時〜午後6時30分(開場午後3時30分)
- - 会場:ベルサール東京日本橋(中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー4F)
- - 参加費:無料(要申込・先着順、定員150名)
- - 主催:アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
参加申込は公式ウェブサイトから行えますが、定員に達し次第受付は締め切ります。また、プログラムや登壇者は変更の可能性がありますので、事前に公式情報を確認することをお勧めします。
地域社会への貢献
このフォーラムは、芸術文化分野の重要なテーマを取り上げると同時に、国際都市として求められる様々な視点を提供します。アーツカウンシル東京は、東京を世界的な芸術文化都市として育てるために、多様な事業を展開している機関であり、今後の文化プログラムに向けた新たな動きが期待されます。
このイベントが、参加者一人ひとりの視点を豊かにし、次世代の創造性にもつながることを願っています。芸術文化に関わる全ての関係者による連携を深める機会ともなるでしょう。