50歳以上の旅好きが語るスマホ活用法 -『ノジュール』特集
旅行情報を発信する『ノジュール』が、50歳以上の読者を対象にスマホを活用した旅の実態を調査しました。今回の調査は、旅行やライフスタイル情報を提供する株式会社JTBパブリッシングが行ったもので、734名の有効回答を得ています。
読者のスマホ利用状況
約60%が「iPhone」を使用しており、スマホユーザーはほぼ100%に達しました。読者の中には、家族や友人との旅行中にスマホでたくさん写真を撮り、帰宅後にフォトブックを作成することを楽しみにしている人が多く、撮影後の編集に喜びを見出しているようです。これからの旅にスマホはなくてはならないツールとなっていることが伺えます。
地図アプリの使いこなし
地図アプリは旅をする上での必需品とも言えますが、その使い方には個人差が見られました。「Googleマップのライブビュー機能で迷わなくなった」との声もあれば、「駅や建物の中から出た時に進む方向が不明になる」といった意見もありました。旅先では助けとなる一方、戸惑うこともあるようです。
スマホ決済の普及とその影響
調査結果では、読者の約80%が日常や旅の際にスマホ決済を利用していると回答しました。便利である一方で、過剰にバーコード決済に依存すると、小銭がなくなり困った経験を持つ人も。様々な決済方法を登録することでパスワード管理が難しくなるという意見もありました。
SNSの活用法
興味深いことに、スマホユーザーの中でSNSを利用していない人はゼロでした。旅の計画にInstagramを活用する人や、旅先での食事スポットをFacebookで質問するなど、SNSを効果的に使っている様子がうかがえました。
スマホがもたらす便利さ
目的地までのルートを簡単に調べられるという点は87.1%の人が挙げており、スマホのおかげで旅行が格段に便利になったと感じているようです。「ひとり鉄旅をする際に、列車の時間や番線がわかるのは本当に助かる」との声も聞かれました。また、観光スポットでのAR体験を楽しむことも新しい楽しみ方の一つとなっています。
スマホトラブルの現実
一方で、スマホ旅行にはトラブルもつきものです。約62.3%の人が旅先での電波問題に悩まされているとのこと。充電器を忘れたり、バッテリー切れを経験した人も多いようで、支払い時にアプリがアップデートされ支払いが遅れるという事例も報告されています。これらの問題は、スマホが便利であるがゆえの苦労といえるかもしれません。
『ノジュール』特集の内容
『ノジュール』8月号では、「スマホでお得に、便利にひとり旅」という特集を組んでおり、安曇野や上野、小豆島など、行き先ごとの魅力的な旅プランを紹介しています。定期購読は現在受付中で、書店では購入できない特別な情報源としての役割を果たしています。
まとめ
現代の旅において、スマホはもはや不可欠な存在です。50歳以上の旅好きな読者たちは、スマホを駆使して旅を楽しんでいますが、便利さとともに直面する問題もあることがわかりました。これからの旅においても、スマホの有効活用が求められます。