TYANの新サーバー
2021-03-17 10:09:33
TYANが発表したAMD EPYC™7003プロセッサ搭載サーバープラットフォームの特長
TYANの最新AMD EPYC™7003プロセッサ搭載サーバープラットフォームが登場
2021年3月15日、カリフォルニア州ニューアークにて、TYANが新しいデータセンター向けのサーバープラットフォームを発表しました。これには、最新の3rd Gen AMD EPYC™ 7003プロセッサを搭載し、ハードウェア、セキュリティ、そしてメモリの効率性とパフォーマンスを大幅に向上させる特徴があります。業界をリードするサーバーブランドとしてのTYANの技術力が一層光ります。
「ビッグデータが貴重な資産となっている現在、迅速なデータ処理はより良い意思決定を支援するのです」と、MiTAC Computing Technology CorporationのサーバーインフラストラクチャBUバイスプレジデントDanny Hsuはコメントしています。彼は、TYANのサーバープラットフォームが企業が情報に基づいた意思決定を行う手助けをすることを強調しました。
この新しいサーバープラットフォームに搭載されたEPYC™ 7003シリーズプロセッサは、従来のワークロードのパフォーマンス基準を新たに引き上げ、ITプロフェッショナルが迅速に結果を出すことを可能にします。
クラウド性能を飛躍的に向上
TYANのTransport CXラインは、クラウドとデータ分析を目的に設計された高性能デュアルソケットサーバープラットフォームです。特に、Transport CX GC79-B8252とGC79A-B8252は、32のDDR4 DIMMスロット、標準PCIe Gen.4 x16拡張スロットを搭載し、大容量のメモリを必要とする用途に最適化されています。さらに、これらのモデルは多様なストレージオプションを提供し、応用範囲を広げています。
高いストレージパフォーマンス
GC79-B8252には、4つの3.5インチSATAドライブベイと4つの2.5インチNVMeドライブベイが装備されています。GC79A-B8252は、12の2.5インチドライブベイを備えており、最大12個のNVMe U.2をサポートします。このように、TYANのサーバープラットフォームは容量と性能の両面を追求しています。
マルチノードの強化
Transport CX TN73-B8037-X4Sは、4つのフロントサービスコンピューティングノードを収容し、それぞれが1つのAMD EPYC 7003プロセッサをサポートしています。このアプローチは、データセンターのしっかりとしたスケーラビリティを実現し、クラスターアプリケーションに最適な環境を提供します。
HPCとAIのための最適化
TYANのTransport HX製品ラインは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やディープラーニング向けに特化されています。特にTransport HX TN83-B8251では、8つのGPUまでのスケールアップが可能で、研究開発や大量データ処理においてもハイレベルなパフォーマンスを発揮します。
フレキシブルなストレージオプション
Transport SX TS65-B8253は、2021年のデータセンター市場において、Software-Defined Storage(SDS)の需要を満たす設計となっています。12のフロント3.5インチツールレスSATAドライブベイを持ち、広範なストレージニーズに対応します。これにより、顧客は自分のビジネスニーズに最適なソリューションを構築できるのです。
最後に
TYANはまた、既存のEPYC 7002シリーズプロセッサに対しても新しいAMD EPYC 7003シリーズプロセッサのサポートを提供することを発表しました。これにより、顧客は過去の投資を有効活用しつつ、最新の技術を利用することができます。詳しい製品情報は、公式サイトをご覧ください。TYANの革新により、企業のITインフラが一層強化されることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マイタックジャパン
- 住所
- 東京都港区海岸3丁目2-12 安田芝浦第2ビル 3F
- 電話番号
-
03-3769-8311