カルチャーブックの取り組み
2025-04-16 19:21:19

組織の内なるブランドを強化するカルチャーブックの取り組み

組織の内なるブランドを強化するカルチャーブックの取り組み



最近、企業が内部の文化を強化するための重要な手段として注目を集めているのがカルチャーブックです。これにより、企業理念やビジョンを全社員に浸透させ、共感を生む取り組みが進められています。そのプロセスを実践したのが、株式会社システムリサーチ。この企業の取り組みを詳しく見ていきましょう。

カルチャーブック制作の背景



株式会社システムリサーチは、過去4年間で新卒採用人数を1.5倍に拡大するなど、急速に成長しています。2023年3月には新たな経営ビジョンを制定し、企業の方向性を再定義しました。この成長に伴い、現場全体に経営理念やビジョンを浸透させたいという強い願望が生まれ、カルチャーブックの制作が始まりました。

このカルチャーブックが目指したのは、単に理念を列挙するのではなく、企業の価値観やストーリーを全社員に共通言語として持たせることです。インナーブランディングの一環として、社員が企業の理念を身近に感じ、自らのストーリーと重ね合わせることができる構成を意識しました。

ブランドの共感を生むストーリー構成



イマジナが手がけたこのカルチャーブックは、企業文化の根幹を理解するだけでなく、社員の心に響くような内容が盛り込まれています。「企業文化は理解ではなく、共感から始まる」という理念に基づき、各社員が自分自身の仕事と過去・現在・未来を照らし合わせられるストーリーを提供しました。このような構成により、社員は自分自身の成長物語として、企業の文化に深く関与していくことができるのです。

入社式での初配布と社長のメッセージ



2025年4月1日に行われたシステムリサーチの入社式では、新入社員一人一人にこのカルチャーブックが手渡されました。平山社長自らがその重要性を解説し、経営理念とビジョンが全社員にとっての大切な指針であることを強調しました。

「経営ビジョンは、会社のありたい姿であり、社員自身の姿でもある」と語る社長の言葉は、新たな仲間たちの心に強く響いたことでしょう。また、中長期的な目標である「Next Vision 50th」に向けての行動が、社員各々に求められていることを伝え、共に目指していこうというメッセージが込められていました。

未来へのビジョン



システムリサーチは、今後10年間にわたって「全員が同じ方向を見て進む組織」を大切にし続ける決意を示しています。社員一人一人が自分の仕事に誇りを持ち、同じ理念の下で結びついているという感覚が企業の強さを生むと信じています。

イマジナとしては、理念やビジョンを単なる言葉で終わらせず、社員の心に届く形に翻訳し、企業文化が根付く仕組みをサポートしていきます。このカルチャーブックをきっかけに、社員の共感を得て組織の成長を促進する新たなスタートが切られました。

結論



カルチャーブックは、企業の内部文化を強化し、一体感を生むための強力なツールです。システムリサーチの取り組みは、今後の企業ブランディングにおいても重要な手本となることでしょう。社員が自らの物語と企業の理念を重ね合わせることにより、より結束力のある組織へと成長していくことが望まれます。


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会社情報

会社名
株式会社イマジナ
住所
東京都千代田区麹町3-5-2ビュレックス麹町
電話番号
03-3511-5525

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