第4回Aging Clocks研究会の開催について
2025年11月29日、東京都千代田区の大手町ファーストスクエアカンファレンスで「第4回Aging Clocks研究会」が開催されます。この学術集会は、生物学的老化のメカニズムを探るだけでなく、その成果を社会に活かすことも目的としています。
Aging Clocks研究会は、2019年に発足し、基礎研究者や臨床医、企業および行政関係者が集い、老化に関する最新の研究成果やその社会的意義について議論を重ねています。今回は「老化の可観測化―多階層オミクス統合―」をテーマに、多様なデータを基にした新たな老化の捉え方が模索されることになります。
今回のテーマと目指す成果
「老化の可観測化」には、エピゲノムや腸内微生物叢といった多くの生物学的要因が含まれ、多階層的に老化を観察できる手法が必要です。これらを統合することで、個々の表現型年齢をより正確に設計し、健康寿命の延伸に寄与する新しい治療方法や介入策の開発が期待されています。
特に、老化研究の最前線で活動する専門家たちが一同に会し、その知見を共有し合うことにより、実際に社会に還元できる具体的なアプローチについても議論が重ねられます。
登壇者と参加者
今回の研究会には、京都府立医科大学の内藤裕二教授や、金沢大学の野村章洋教授、株式会社Rhelixaの仲木竜代表取締役社長といった業界の第一線で活躍する専門家たちが登壇します。約120名の参加者が見込まれ、研究者や臨床医、企業、行政関係者が集う重要な機会となります。
参加方法と協賛について
参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。研究者や医療機関関係者、企業、そして行政の皆様は、参加費をお支払いの上、参加申込フォームから登録してください。
また、本研究会への協賛も歓迎しており、興味を持つ企業には、医療・研究分野において自身の情報を発信する貴重な機会を提供しています。
お問い合わせ先
当日の運営は株式会社Rhelixaにより行われます。詳細についてのお問い合わせは、事務局のメールアドレス
[email protected] までどうぞ。
老化に関する新しい視点を探る貴重な機会に、ぜひご参加ください。健康寿命の延伸を目指す研究が進む中で、私たちの生活がどのように変わっていくのか、期待が高まります。