REASELSがNYへ
2025-09-12 11:23:58

株式会社REASELS、ニューヨークでの食品輸出支援プログラムに参加

株式会社REASELSがニューヨーク進出を果たす



株式会社REASELS(本社:東京都渋谷区)は、東京都主催の「X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAM」のニューヨークコースに選ばれ、注目を集めています。このプログラムは、日本のスタートアップ企業が海外市場での展開を支援するためのプログラムであり、REASELSは特に食品輸出の営業実務に特化した生成AIソリューションの実用化を進めています。

増大する日本の食品輸出市場



2024年には、日本の農林水産物・食品の輸出額が前年比3.7%増の1兆5,070億円を見込んでおり、過去最高を更新する勢いです。農林水産省は2025年に2兆円達成を目指し、さらなる輸出拡大に取り組んでいますが、中小企業にとっては依然として多くの壁が存在します。特に、商談から輸出までの実務負担が大きく、これが参入の足かせとなっています。

実務負担の現実



新たに食品の輸出を考える企業は、海外バイヤー向けの書類作成に多大な工数を要しています。商品一つにつき、平均して3〜4時間の作業が必要とされ、専門知識がなければミスが生じやすいのが現実です。また、ラベルの作成も難しく、場合によっては数万円から10万円以上のコストがかかります。このような負担は、商談にすら至らない理由の一つです。

生成AIによる新たなアプローチ



REASELSは、これらの課題を解決するため、生成AIを利用したプロダクトを開発しています。このプロダクトは、営業資料や規格書をワンクリックで生成できるため、実務負担を大幅に軽減することを目指しています。輸出の規制チェックから、海外バイヤーの要求に応じた商品規格書の自動作成まで、様々なプロセスを自動化します。

ニューヨークでの検証と課題解決



X-HUB TOKYOニューヨークコースへの参加により、REASELSは米国の食品商社や小売業者と対話し、現地の食品バイヤーとのマッチング機会を得ることができます。これにより、海外市場側のニーズを正確に把握し、日本と海外双方の共通した課題を抽出し、現在開発中のプロダクトに反映させる計画です。

海外支援の実績



これまでREASELSは、日本の食品ブランドが米国で成功するための支援を行ってきました。現地での店舗運営や商談を通じて得た知見を活かし、生成AIを日本の食品輸出や海外営業に適した形で実現することに注力しています。日本の食品産業全体の国際競争力を向上させることが、同社の使命です。

CEOのコメント



代表取締役社長の山口結花氏は、「今回の採択を大変光栄に思っており、私たちのプロダクトが現場での実際のニーズに応えられる可能性を示していると感じています。特に中小企業やクラフトブランドにとって、私たちのプロダクトが“使いやすく、頼れるパートナー”となるよう進化させていきたい」と語っています。国境を超えて優れた商品が評価される未来を目指し、言語の壁や地理的な障壁をテクノロジーで打破する意欲を持つREASELSの挑戦は続きます。

X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAMとは



このプログラムは、東京から世界に向けてスタートアップ企業を育成するために、海外展開を支援するプロジェクトです。ニューヨーク、シリコンバレー、英国、そしてアジアの国々での市場に精通した専門家との連携を通じて、企業が持続可能に成長するための支援が行われます。詳しくは、X-HUB TOKYO公式サイトをご覧ください。

株式会社REASELSについて



REASELSは、「匠の技術」と「洗練された品質」を世界に届けることを目指すDXスタートアップです。日本の食品ブランドを海外市場へ自然に溶け込む形で提供するため、海外進出支援、生成AIを活用した輸出DXソリューション、そして世界の食トレンドを取り入れた輸入販売の3つの事業を展開しています。特に、2023年に設立されたばかりの企業ですが、すでに日本の食品産業の国際競争力強化に向けた熱意を持っています。


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会社情報

会社名
株式会社REASELS
住所
東京都渋谷区道玄坂1-10-8渋谷道玄坂東急ビル2F-C
電話番号

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