大学生と高校生の6.8%が闇バイトの勧誘を体験！その実態とは

大学生と高校生の闇バイト事情

最近の調査で、全国の高校生と大学生の中で、6.8%もの人が「闇バイト」に遭遇した経験があると回答しています。この数字は驚くべきもので、学生たちの日常生活に潜む危険が浮き彫りになりました。完璧に見える日常の裏側に潜むリスクを理解し、自らを守るための手段を考える必要があります。

調査概要

スタディプラス株式会社が実施した「バイトに関するアンケート」は、2024年11月25日から12月1日にかけて行われました。調査対象は学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーであり、1,592名の学生からの回答が得られました。高校生が379名、大学生が159名と、幅広い年齢層からのデータが集まりました。

闇バイトに遭遇した経験

調査結果によれば、自身が闇バイトに遭遇したと答えた学生は6.8%に上ります。友人や知人の経験を聞いた場合でも、8.6%が何らかの形で闇バイトの勧誘に関与したと言っています。これは、学生生活の中で暗躍する闇バイトの存在が少なくないことを示しています。

募集内容の詳細

参加者は、闇バイトの具体的な募集内容について自由に記述しました。中には「猫探し」と称する募集や、「楽に稼げる」と謳う内容があり、隠語で高級車や監視カメラに関連する記述も見受けられました。このような内容は、実際には全く別の作業を伴うことが多いと考えられます。募集主は、簡単な作業で高額な日給を提示することで学生を引きつけようとしているのです。

誘われた場合の反応

もし闇バイトに誘われた場合、学生たちはどのような反応を示すのでしょうか。調査では、67%の学生が「見抜き、断れると思う」と回答。しかし、逆に23.9%は「見抜けるが断れないかもしれない」とし、9%は「見抜けず断れないかもしれない」と述べています。この結果からも、学生たちが抱える不安や危険が浮かび上がります。

SNSによる影響

近年、SNSを途中手段として利用した勧誘活動が増加しています。多くの学生がその影響を感じており、SNSを通じて直接メッセージが送られてくる事例も多発しています。実際、SNS経由の勧誘が原因で闇バイトに関与する学生が増えていることは深刻な問題です。最近の裁判では、SNSが起因となるケースが相次いで報道されており、その背後には「簡単にお金が稼げる」という思い込みがあるようです。