若者の挑戦を応援するバグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」開催決定

若手向けバグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」開催

2025年、若者をターゲットにした新しいバグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」が開かれます。このイベントは、IssueHunt株式会社が主催し、参加条件として大学生や専門学校生を含む25歳以下の若者を対象としています。参加者は、自身のスキルを活かして脆弱性を発見し、報酬を得ることができる貴重な機会です。

イベント概要

- 開催期間：2025年8月20日から2025年9月30日までの約1ヶ月間
- 参加登録方法：公式イベントページ（こちら）からの登録が必要
- 参加資格：高等専門学校、専門学校、大学、大学院の在校生または休学中の学生、及び25歳以下の社会人が対象。年齢は2025年8月20日を基準とします。

このイベントの大きな魅力は、参加者が実際の企業製品に対して脆弱性診断を行い、見つけた脆弱性に対して企業からの報酬を受け取ることができる点です。特に、上位入賞者には各種景品も用意されており、競い合う楽しさもあります。

参加企業と提供プログラム

本イベントでは、シンクロ・フードをはじめとした数社が提携しています。シンクロ・フードは飲食店専門の求人情報サイト「求人飲食店ドットコム」を運営しており、このサイトに関連するバグバウンティプログラムが提供されます。参加者は、求人情報サイトならではのシステムを対象に脆弱性をチェックするチャンスがあります。およそ90%のユーザーが飲食店での勤務経験を持つため、即戦力として活躍できる人材の採用が可能です。

安全な環境でスキルを磨く

シンクロ・フードの執行役員、越森雄亮氏は、「実際のサービスサイト対象のバグハントは、スキル向上に役立つ経験です」と語ります。参加申し込みをした学生には、検証用の環境が提供され、安心して脆弱性発見に挑戦できる体制が整っています。越森氏は、参加者が脆弱性を見つけることで、日本の飲食店業界にとってセキュリティ向上につながると期待しています。

企業の挑戦と若者の成長

バグバウンティプログラムは、企業にとってもリスク管理の一環として非常に重要です。2024年から継続的に報告を受けているシンクロ・フードは、そのフィードバックを経てセキュリティ面の改善が進んでいると実感しています。イベント参加を通じて、若者は実践的なスキルを磨くと同時に、多くの企業が抱える現実のセキュリティ問題に対処する力を身につけることができます。