台湾最大の旅行博「台北国際旅行博」におけるCAPSULEの戦略
2025年7月、株式会社CAPSULEがプロデュースしたスギ薬局のブースが、台湾で開かれる最大規模の旅行博「台北国際旅行博」(ITF2025)で注目を集めました。このイベントは、旅行業界の重要な交流の場として知られ、旅行好きの来場者が集まることで有名です。ここでは、CAPSULEの取り組みとその成果について詳しくご紹介します。
スギ薬局の出展背景
ITFは旅行郷のプロモーションスペースであり、来場者は現地で直接旅行商品や宿泊券を手に入れることができます。参加者の高い旅行意欲と購買力のおかげで、過去多くの企業が出展の機会を得ています。今年の開催では、4日間で約36.5万人の来場者を記録し、日本ゾーンでは110団体、207ブースが出展され、他国と比べて圧倒的な存在感を示しました。特に日本ゾーンが「最優秀人気賞」を受賞したことからも、台湾における日本の観光の文化的な強さがうかがえます。
CAPSULEは、スギ薬局のインバウンド向けの繁体字版Instagramアカウントを運営し、市場での認知度向上に取り組んできました。ITF2025への出展は、スギ薬局の台湾の現地パートナーである大樹薬局との協力により実現。目標はブランドロイヤリティの向上だけでなく、訪日旅行の機会を促進することにありました。
CAPSULEのソリューションと取り組み
人気KOLの起用
博覧会では、日台で圧倒的な人気を誇るKOL(Key Opinion Leader)、三原JAPANを一日店長として招きました。彼は登録者数150万人超の日本人YouTuberで、台湾の日本文化・観光に強いファン層を持っています。彼の集客力を活用することで、スギ薬局のブースに興味を持つ来場者を増やし、ブランドへの親近感を創出しました。
SNS誘導と限定クーポン
ブースでは、来場者が体験を通して訪日旅行時に店舗での購買につながるように、顧客導線を設計しました。SNSをフォローすることを商品サンプルの配布条件として活用し、来場者とのコミュニケーションを確保。また、日本の店舗で使用できる限定クーポンを配布し、来店の動機を生み出しました。この施策の結果、4日間で公式SNSのフォロワーが2,000人以上増加し、来店候補客を獲得しました。
CAPSULEが考えるインバウンド施策の可能性
CAPSULEは、台湾や韓国、北米などで行うオフラインイベント出展を主な業務としており、KOLやSNS、コマース、クーポン施策を組み合わせたプロモーションの設計に自信を持っています。このようなクロスチャネル施策は、観光業界のみならず、様々な業種に応用可能です。
スギ薬局ブースでの成功を皮切りに、今後も訪日インバウンド誘客や購買施策を推進していく予定です。興味のある企業様は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
会社情報
- - 会社名: カプセルジャパン株式会社
- - 代表者: 埴渕修世
- - 設立: 2013年
- - 日本 URL
- - 台湾 URL
- - 韓国 URL
- - 事業内容: アニメ・VTuber・ゲームの海外コマース、海外インフルエンサーマーケティング
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区大名2丁目6−11 FukuokaGrowthNext
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