新サービス登場
2025-11-12 10:04:28

Oracle AI Database 26aiに対応した新サービス「AI Ready Platform 2.0」登場

Oracle AI Database 26aiに対応した新サービス「AI Ready Platform 2.0」



株式会社スマートスタイルは、AI活用基盤の構築をサポートする「AI Ready Platform 2.0」を2025年11月12日から提供開始することを発表しました。この新サービスは、最新のOracle AI Database 26aiに対応しており、企業がAI技術を活用するためのデータ基盤構築を効率的に支援します。

AI Ready Platform 2.0の誕生の背景


近年、多くの企業が生成AIやAIエージェントの導入を進める中で、データ環境がSaaS・クラウド・オンプレミスに分散していることが、AI活用における大きな課題となっています。これに応える形で、Oracleが2025年10月に発表した「Oracle AI Database 26ai」は、データベースのコアにAI機能を統合した新しい形のデータベースとして注目されています。スマートスタイルは、OCI(Oracle Cloud Infrastructure)を用いたAI活用基盤の強化を目指し、「CloudMiko」のブランドを通じて、この新サービスの提供を行います。

AI Ready Platform 2.0とは?


AI Ready Platform 2.0では、Oracle Autonomous AI Databaseを中心とした統合的なデータ基盤を構築します。具体的には、Oracle AI Vector Search、RAG(Retrieval-Augmented Generation)、自然言語クエリ(Select AI)といった機能を駆使し、データの取り込みからAIの活用まで、シームレスに行える構成です。これにより、企業はデータを安全に管理しつつ、効率的なAI推論や生成が可能になります。

特徴1: Oracle AI Database 26aiへの対応


新サービスは、Oracle AI Database 26aiのAI統合型データベース構造に完全に対応しており、データを外部に出さずに安全にAI処理を行えることが特長です。これにより、データのガバナンスやスケーラビリティも確保されます。

特徴2: 統合アーキテクチャの採用


Autonomous AI Databaseを核にした統合構成を取り入れることで、AIモデルの推論やベクター検索がデータに最も近いOCI環境内で行われ、コストや遅延を最小限に抑えることが可能になります。これにより、導入後の運用負荷も軽減されます。

特徴3: 柔軟なデータ連携


セールスプラットフォームにおいても、国内の多様なSaaSとの連携を強化し、特にkintoneやSansan、freeeなどのアプリケーションとも容易に統合できます。これにより、分散したデータを一元管理でき、AI活用に必要なデータパイプラインを迅速に構築できます。

特徴4: 高度なセキュリティ機能


ユーザーはMCP(Model Context Protocol)に対応したAIアシスタントを使用し、自然言語でデータに問いかけることが可能です。また、IAMやデータマスキング、暗号化などのセキュリティ機能が施されています。

特徴5: 多様な導入アプローチ


顧客のニーズに合わせた3つの導入アプローチを用意し、PoC(Proof of Concept)から本番展開まで、柔軟に取り組むことができます。これにより、企業は状況に応じた最適なステップを選択しやすくなります。

スマートスタイルの今後の展開


2025年12月には、保守サポート業務向けにAIデータプラットフォームを構築し、自社での実運用データを基にした具体的なアドバイスをお客様に提供する予定です。このように、スマートスタイルは実運用から得た経験を元に、顧客のAI活用をさらに推進していきます。日本オラクルおよびCData Softwareとの連携を強化し、企業のAI活用基盤の構築を支援することで、日本市場における信頼性を高め、持続可能な成長を目指しています。

会社情報

会社名
株式会社スマートスタイル
住所
電話番号

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