栃木県矢板市、子育て支援アプリ「やいたぐるみ」提供開始!地域ぐるみで子育てをサポート
栃木県矢板市は、自治体向けサービスを開発する株式会社ミラボが提供する子育て支援アプリ「子育てモバイル」を導入し、7月8日より「やいたぐるみ」として提供を開始しました。
「やいたぐるみ」は、矢板市オリジナルのデザインを採用し、育児教室や助産師への相談予約が24時間いつでもできる「オンライン予約機能」に加え、さまざまな機能が搭載されています。
矢板市の子育て支援
矢板市は、「子ども、親、地域 みんなでつくる子育て支援のまち 矢板」を基本理念に、さまざまな子育て支援に取り組んでいます。
具体的には、妊娠中の方やご出産された方に各5万円を給付する「出産・子育て応援ギフト」、第2子以降のお子さんにはお一人につき3万円の誕生お祝い金を支給する「やいたみらいっ子誕生祝金」、18歳までの医療費を助成する「こども医療費助成制度」、お母さんと子供が宿泊型・デイサービス型・訪問型でケアを受けられる「矢板市産後ケア事業」など、子育て世代の経済的・心理的負担を軽減する取り組みを行っています。
「やいたぐるみ」の機能
「やいたぐるみ」は、矢板市からの情報を月齢・年齢に合わせて受信できる「メール配信・プッシュ機能」、成長グラフや乳幼児健診の記録などが記録できる「電子母子手帳機能」、予防接種漏れを防ぐ「予防接種AIスケジューラー」、多言語に対応する「多言語翻訳機能」など、ICTを活用した子育て世代への継続的なサポートを実現します。
今後は、スマートフォンで妊娠期8ヶ月面談などが可能な「オンライン面談機能」の追加も予定されています。
矢板市からのコメント
矢板市長の森島武芳氏は、「妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援の一環として、タイムリーな情報発信や、子育て世代の多様化するニーズに対応するため、子育て支援アプリ(やいたぐるみ)の運用を開始しました。矢板市デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進すべく、ICTを上手く活用しながら、子育て情報にアクセスしやすい環境づくりに取り組んでまいります。このアプリが皆様のお役に立てれば嬉しく思います。」とコメントしています。
「子育てモバイル」について
「子育てモバイル」は、電子母子手帳、子育て支援サービス、AI機能を組み合わせた、子育て支援アプリです。自治体ごとにオリジナルのデザインと機能カスタマイズが可能です。
主な機能は、電子母子手帳、予防接種AIスケジューラー、地域の子育て情報掲載、メール配信、プッシュ通知、オンライン予約、受付、離乳食サービス、アレルギーチェック、医療機関検索、子育て施設検索、多言語翻訳、オンラインアンケート、成人検診スケジューラーなどです。
株式会社ミラボについて
株式会社ミラボは、電子申請サービスや母子保健・福祉・医療・教育に関するDXサービスを展開しており、約300自治体のDX支援を行っています。
2022年12月には株式会社Gakkenと共同でジョイントベンチャー「hug Labo株式会社」を設立し、子育てクラウドサービス「hugmo」を運営しています。
まとめ
「やいたぐるみ」は、矢板市が子育て世代のニーズに対応するため、地域独自のオリジナルデザインと機能を採用した子育て支援アプリです。ICTを活用した切れ目のないサポートにより、安心して子育てができる環境づくりに貢献していくことが期待されます。