横須賀における海洋無人機の新拠点、共同検討をスタート
2026年8月27日、株式会社Oceanic Constellations(以下「OC」)は、相模運輸倉庫株式会社(神奈川県横須賀市)と京浜ドック株式会社(神奈川県横浜市)との間で、海洋無人機に関する共同検討を行うための協力覚書を締結しました。この覚書を基に、横須賀市田浦港町に新たな研究開発及び操作サービス提供を行う施設「Yokosuka Constellations Center」の設立と運営を共同で推進します。
海洋無人機開発の未来に向けた協力
OCは海洋無人機の開発・製造を専門とし、相模運輸倉庫は港湾物流の運営知識、京浜ドックは造船技術を持つ企業です。この3社がそれぞれの強みを活かし、海洋無人機の進化を掲げて共に発展していくことを目的としています。
新設予定のYokosuka Constellations Centerは、海洋無人機の研究や運用を行う拠点となる見込みです。この施設の設立は、地域内での海洋無人機の社会実装や新たな技術革新の実現を目指します。「温故滄新」という言葉に象徴されるように、伝統と革新を融合させ、横須賀の海洋都市としてのブランドをさらに強化する狙いがあります。
地域に根ざした高付加価値の創出
3社の連携は、神奈川県及び横須賀市の地域特性を生かし、ものづくり産業の集積を通じて高い付加価値を創出することを目指しています。具体的には、海洋無人機の研究開発やその商業化に向けた共同提案を行うほか、政府の取り組みに対する提案も視野に入れています。この取り組みを通じて、地域社会やステークホルダーへの価値創造を加速し、持続可能な海洋・港湾の発展に寄与することを目指します。
規制緩和を背景にした具体的な取り組み
2026年8月25日には、横須賀市が港湾利用を高度化するための規制緩和を行ったことが、今回の新たな共同検討を加速する要因となりました。これによって、相模運輸倉庫とOCが以前より締結していた覚書の内容も充実し、京浜ドックの参加によりさらなる進展が期待されています。三者はこれまでの実績や知見をもとに共同で活動し、海洋分野の未来を切り拓くべく力を合わせて進めていく方針です。
3社のリーダーからの意気込み
相模運輸倉庫の代表取締役社長鈴木稔氏は、「OC様との協力により、長年の経験を生かした港湾物流の新たな提供が可能になると期待しています」と述べています。また、京浜ドックの中村利社長は、「海洋無人機製造に向けた重要な一歩として、社会課題の解決を目指す」と、地域貢献の意義を強調しています。OCの小畑実昭CEOは、「この連携は海の衛星群を実現する重要なステップであり、日本全体の強化につながる」との展望を語りました。
まとめ
横須賀における「海洋のDX」推進に向けた新たな共同事業の始まりは、地域活性化と技術革新の融合を促進するものです。海洋無人機という次世代技術が横須賀の発展に寄与し、地域社会や国の産業競争力を高めるための第一歩として期待されます。