Superlocalとは?
Superlocalは、アメリカ生まれのSNSアプリで、ユーザーが訪れた場所の写真を投稿すると、友達からの「いいね」やコメントに加えて、魅力的なアイテムやギフト券などに交換できる「Superlocalポイント」が得られる仕組みが特徴です。ポイントは、Superlocalストアでデジタル通貨に変えたり、オリジナル商品と交換することが可能です。
さらに、ユーザーは「市長権(Mayorship)」を通じて、特定の地点のバーチャル市長になり得る機能も搭載。この権利を取得すると、他のユーザーがその地点でチェックインする際にロイヤリティポイントが付与されるため、まるでバーチャル不動産を所有するかのような体験が可能です。
Superlocalは2023年3月から正式にサービスを開始し、アメリカを中心に広がった結果、既に世界中で100ヵ国以上で利用されています。
日本進出の背景
Zenlyのサービス終了
日本で広く使われていた「Zenly」が2023年2月にサービスを終了し、これがSuperlocalの進出を後押ししました。Zenlyは位置情報を基にしたコミュニケーションおよびライフログを提供していましたが、Superlocalはその両方のニーズに応じるアプリに進化させることで新しい利用者を獲得しようとしています。
Foursquareの影響
またFoursquareも、位置情報を活用したSNSとして日本で一時的に盛り上がりを見せており、Superlocalはこのアプリからインスパイアを受けています。写真を撮るだけではなく、地図を探索することでバッジやポイントを獲得できる体験は、探求心を刺激し、Pokemon Go!のように人々を街へと誘導する潜在能力を持つと考えています。
今後の展望
Superlocalは、今後日本語ローカライズを進め、本格的に日本市場でサービスを展開する予定です。また、アプリの主な機能に以下の4つのアップデートを施す計画があります。
1.
位置情報共有機能: 友人の現在地をマップ上で確認できるようになります。
2.
Superlocalストア: 獲得したポイントをオリジナルグッズやギフト券に交換可能にします。
3.
Superlocalマーケット: 取得した市長権を他のユーザーに販売できるようにします。
4.
Superlocal Boost+: ポイントを稼ぎたいユーザー向けの定額課金プランを導入します。
特にSuperlocalポイントは、将来的にWeb3関連技術と連携してトークン化されることも視野に入れています。その結果、アプリ内部だけでなく、外部の様々な用途でも利用できるようになる予定です。Superlocalは、リアルな生活を豊かにする体験を提供し、既存のSNSとは異なるユニークなサービスを目指していきます。
日本でのさらなる事業連携やメディア露出の機会を模索しているため、興味がある企業や個人はぜひお問い合わせください。
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