「富久長 と」中国発売
2023-09-19 19:06:39

中国市場向け日本酒「富久長 と」販売開始!中華料理とのマリアージュ実現

中国市場に挑む日本酒「富久長 と」



中国における日本酒人気は右肩上がり。2021年には日本酒の輸出相手国として中国が首位に躍り出ました。訪日観光客によるお土産需要に加え、中国国内での日本酒需要の高まりが見られます。しかし、中国での日本酒消費量は全体のわずか0.02%と、まだまだ潜在的な可能性を秘めていると言えるでしょう。

中華料理とのマリアージュを追求

この現状を踏まえ、Sake RD社と今田酒造本店は共同で、中国の消費者のニーズに合わせた日本酒「富久長 と」を開発しました。
開発においては、上海で100名以上の日本酒愛好家による試飲調査や、ミシュラン星付きレストランを含む10店舗のシェフへのインタビューを実施。徹底的な市場調査に基づいた、まさに中国市場のための日本酒です。

「富久長 と」の3つの魅力

1. ネーミングとパッケージ: 「富久長 と」というネーミングには、日本酒と中華料理の新しい調和への願いが込められています。パッケージデザインも、贈答用としても喜ばれる洗練されたデザインに仕上げました。
2. 味わい: 四川料理や火鍋などの辛い料理に合うよう、辛味を打ち消すのではなく、辛味と旨みをさらに引き立てる味わいを追求。スッキリとした飲み口、ふくよかな香り、甘さとみずみずしさ、そしてクリアで力強い酸味が特徴です。
3. 価格と販路: 中国でのEC販売価格は398元(税込)。日本での販売は当面予定しておらず、中国本土限定での販売となります。Sake RD社のWeChat公式アカウント内のECサイトと、飲食店への卸販売が主な販路です。

四川省での商談会参加

販売促進の一環として、2023年10月19日には広島四川経済交流事務所主催の中国四川省での日本酒商談会に参加。今田酒造本店をはじめとする7つの酒蔵が参加し、日本酒のペアリングイベントを開催しました。

今田酒造本店 代表 今田美穂氏 コメント

「中国では日本酒の情報が少なく、白酒に比べてアルコール度数が低いこと、食中酒の習慣がないことなどから、日本酒に対するイメージが限定的であると感じていました。しかし、中国の豊かな食文化の中で、日本酒との相性の良さを強く感じることが何度もありました。中国の料理に合わせた日本酒を提供することで、日本酒の潜在能力を中国の方々に知っていただきたいです。」

今田酒造本店

広島県にある酒蔵。伝統を守りながら常に革新を続ける姿勢で、100年以上使われていなかった広島県在来種の酒米を復活させるなど、その技術力は高く評価されています。数々の国際コンテストでの受賞歴を持ち、海外輸出比率は2割を超えます。代表の今田美穂氏は、英国放送協会が発表する「100 Women」にも選出されています。

Sake RD

日本酒の海外販売と日本酒文化の普及を目指すスタートアップ企業。2022年4月設立。日本と中国の2拠点で事業を展開し、中国最大のSNSであるWeChatを活用したECサイトを運営しています。

「富久長 と」の誕生は、中国市場における日本酒の可能性を広げる、大きな一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社Sake RD
住所
東京都港区新橋東京都港区新橋5丁目12-11天翔新橋5丁目ビル 9階 910号室
電話番号

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