宇宙撮影衛星『EYE』打ち上げ
2022-12-31 11:52:38

宇宙撮影体験を提供する超小型人工衛星『EYE』が打ち上げ!ソニーとSTAR SPHEREが実現する新たな宇宙視点

宇宙からの撮影を誰でも楽しめる!超小型人工衛星『EYE』打ち上げ



ソニーと宇宙開発ベンチャー企業のSTAR SPHEREが共同開発した超小型人工衛星『EYE』が、2023年1月3日に打ち上げられました。

『EYE』は、ソニー製のカメラを搭載し、専用のシミュレータと組み合わせることで、地上から遠隔操作することが可能です。これにより、宇宙飛行士さながらの視点で、宇宙空間から撮影された静止画や動画を人々に届けることができます。

これまで、人工衛星は主に科学研究や社会インフラの維持などの目的で打ち上げられてきました。しかし、『EYE』は、従来の人工衛星の役割に加え、誰もが宇宙空間からの撮影を楽しめる新しい体験を提供することを目指しています。

宇宙旅行気分が味わえる!2種類の撮影サービス



『EYE』による宇宙からの撮影体験は、一般向けサービスとして「宇宙撮影ツアー」と「宇宙撮影プレミアム」の2種類が展開される予定です。

宇宙撮影ツアー



「宇宙撮影ツアー」は、著名人などの特別ゲストが案内役となり、特定の衛星軌道の魅力や見どころなどを説明するサービスです。ユーザーは、ツアー形式で宇宙旅行に参加しているような体験を楽しむことができます。

撮影条件となる衛星軌道やカメラワークは事前に設定されており、ユーザーは10分間程度の中から好きなタイミングでシャッターを押して静止画を撮影できます。

宇宙撮影プレミアム



「宇宙撮影プレミアム」は、ユーザーが『EYE』が地球を一周する約95分間の中から任意の10分間を選び、カメラワークを自由に設定して静止画や動画を撮影できるサービスです。被写体、カメラワーク、カメラ設定など、すべてユーザーが自由に設定できます。

宇宙視点の芸術や企業との協業も展開



STAR SPHEREは、撮影体験を活用した新たな取り組みとして、現代芸術作家杉本博司氏を始めとした国内外のアーティストやクリエイターとの「宇宙視点の芸術」の創作活動や様々な企業との協業も展開していく予定です。

『EYE』打ち上げの様子はライブ配信で!



『EYE』の打ち上げを記念して、STAR SPHERE公式YouTubeアカウントにて、打ち上げの様子をライブ配信しました。

ライブ配信では、打ち上げの様子だけでなく、これまでのプロジェクトの軌跡や今後の展望なども紹介されました。

STAR SPHEREの目指す未来



STAR SPHEREは、「宇宙をすべての人にとって身近なものにし、みんなで『宇宙の視点』を発見していく」ことを目指しています。

『宇宙の視点』とは、宇宙から見るというだけではなく、宇宙を通してものごとを捉え、考えてみることを意味します。

STAR SPHEREは、『EYE』を通じて、人々が宇宙への関心を高め、新たな価値観や感動体験を生み出すことを目指しています。

関連情報



STAR SPHERE公式サイト: https://www.sony.com/ja/SonyInfo/starsphere/
STAR SPHERE公式Twitter: https://twitter.com/STARSPHERE_Sony
* STAR SPHERE公式YouTube: https://www.youtube.com/@sonystarsphere643

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
住所
東京都港区港南1-7-1
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: ソニー EYE STAR SPHERE

Wiki3: ソニー EYE STAR SPHERE

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