ブロックチェーンで新体験
2018-07-16 00:00:01
エンゲート、スポーツ界の新しいファン体験をブロックチェーンで実現
エンゲート、新たな投げ銭コミュニティサービスを開始
佐賀市のエンゲート株式会社が、スポーツチームとファンをつなぐ新しいサービスを9月より提供開始します。
このサービスは、NEMブロックチェーン技術を利用したもので、ファンがチームや選手を応援する気持ちを「投げ銭」という形で表現できる仕組みです。この「投げ銭」は、実際にチームや選手の運営資金やキャリア支援に活用され、その記録は全て改ざんの難しいブロックチェーンに保存されます。
スポーツ界における新たな取り組み
エンゲートは、徳島インディゴソックスの球団オーナー荒井健司氏や、レイナ川内レディースサッカークラブの代表山口純氏など、サポートを受けており、彼らはこの新しい取り組みに対して大きな期待を寄せています。「今の日本では、クラブの運営や選手のキャリア維持に苦労しているのが実状です。」と荒井氏は語り、ファンと共にスポーツの未来を新たな技術で広げていくことを望んでいます。
このサービスには、8つの競技から選ばれた20のスポーツチームが参加予定で、ハンドボール、サッカー、フットサル、野球、格闘技、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなど多岐にわたります。
コミュニティ形成の重要性
エンゲートは選手の育成段階からプロとして活躍している間、進んでリタイア後までもコミュニティを支援し、ファンとの絆を深めていく計画です。ファンとチームが一体となってサポートを行うことで、これまでにない関係性が創造され、双方にとって有意義な体験が生まれることを目指しています。
ブロックチェーン技術の利点
ブロックチェーンは、データを改ざんできない状態にして保持できる特性から、非常に高い透明性を誇ります。これによりファンは、彼らの支援がどのように使われているかを追跡できるだけでなく、信頼感も得られるのです。エンゲートが発行する「トークン」は、ファンの応援の気持ちを具体的な価値として表現します。
今後の展望
サービス開始後、エンゲートは更なる展開を見据えています。上位リーグや現役プロ選手だけでなく、下位リーグや未来のプロ選手の育成にも重きを置いたファンドの構成を計画中です。
さらに、エンゲートは弁護士の指導のもと、申請やビジネスモデル特許の取得をすすめており、今後も多様なサービス展開が予想されます。
詳細情報や最新の動きに関しては、エンゲートの公式ブログやホームページに随時掲載されるとのことです。新時代のスポーツファン体験が、どのように進化していくのか、今後も注目です。
会社情報
- 会社名
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エンゲート株式会社
- 住所
- 東京都中央区銀座3丁目11−3 LEAGUE銀座
- 電話番号
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