ルクセンブルク製品出荷開始
2021-08-12 09:00:02

Anisoprintがルクセンブルク製品の出荷を開始!新たな展開を迎える3Dプリンター業界

Anisoprint、3Dプリンターに新たな価値を加えた出荷を開始



3Dプリンターの分野で注目されているAnisoprintが、"Made in Luxembourg"ラベルを付けた新しい製品の出荷を、ついに開始しました。これは同社にとって、製品の品質向上と顧客満足を追求する意欲的な施策であり、これを契機に業界の競争がより激化することが予想されます。

ルクセンブルク移転の意義


Anisoprintは、2019年にルクセンブルクに本社を設立し、2020年には生産拠点をモスクワからルクセンブルクへ移転しました。この移転は、地理的な特性が大きく影響しています。ルクセンブルクはヨーロッパの中心に位置し、ロジスティクスのハブとしての役割を果たす理想的な場所です。この地の利を生かすことで、Anisoprintは効率的な生産体制を整え、成長を促進しています。

認定ラベルの信頼性


新たに出荷されるComposerシリーズの3Dプリンターには、"Made in Luxembourg"ラベルが付与されます。このラベルは、ルクセンブルク商工会議所による厳しい審査を経て与えられるもので、すべての関連規則に準拠し、高品質な製品・サービスを提供していることが保証されます。これにより、消費者はAnisoprintの製品が信頼できるものであることを一層実感できるでしょう。

CEOの意気込み


Fedor Antonov CEOは、ルクセンブルクでの生産拠点設立を「従来の外部委託からの脱却」を宣言し、品質管理や納期管理のリスクを減少させる決定を下したと説明しています。特に新型コロナウイルスの影響を受け、安定した生産体制の必要性が高まっている中で、自社内に生産をシフトさせることが、顧客へのサービス向上に繋がるとして、最善の設備と技術を揃え、期待に応えていく意向を語っています。

Anisoprintの技術と展望


Anisoprintは、2015年にSkolkovo工科大学から生まれたスタートアップで、Composite Fiber Co-Extrusion(CFC)方式による3Dプリンターの開発に特化しています。CFC方式は、連続繊維カーボンファイバーと熱可塑性プラスチックの溶着を可能にし、金属を超える強度を持つ部品造形を実現します。この技術によって、オープンマテリアルやラティス構造のファイバー軌道指定が可能となり、非常に優れた強度重量比を持つ製品が提供されています。

デスクトップ型のComposerシリーズや、大型のPROM ISシリーズ、ロボットアーム型システムなど、様々なラインナップを持つAnisoprintは、ルクセンブルクに本社を置き、欧州、北米、アジアに広がる販売網を活用して市場を拡大しています。

まとめ


Anisoprintがルクセンブルクでの新たな展開を果たし、3Dプリンター業界において新たな価値を提供することが期待されています。"Made in Luxembourg"ラベルを持つ製品の出荷開始により、同社の製品がもたらす信頼性や品質は、今後更なる注目を集めることでしょう。購入やサポートについては、日本国内の正規代理店である株式会社システムクリエイトが対応していますので、ぜひチェックしてみてください。

会社情報

会社名
Anisoprint S.a.r.l.
住所
9 avenue des Hauts Fourneaux, Esch-sur-Alzette L-4362, Luxembourg
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 3Dプリンター ルクセンブルク Anisoprint

Wiki3: 3Dプリンター ルクセンブルク Anisoprint

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