オリエントの75周年を祝う『ワールドマップ』リバイバルコレクションの魅力
エプソン販売株式会社が展開する「Orient」は、2023年に設立75周年を迎えるにあたって、過去の傑作を現代に甦らせるリバイバルコレクションから新たに『ワールドマップ』モデルを発表しました。この2023年のモデルは、9月18日より数量限定で販売される予定です。
特徴的なデザインと復刻の意義
今回の『ワールドマップ』は、1969年に発売されたモデルを基にしたもので、マルチカラーの文字板が特徴的です。また、文字板に施されたゴールドの装飾が施された特別仕様もポイントです。これにより、ビジュアル的な魅力だけでなく、オリエントの歴史に対するリスペクトが込められています。
1950年に誕生したオリエントは、独自のデザインや信頼性のある機械式ムーブメントで多くの時計愛好家を引き付けてきました。リバイバルコレクションでは、オリジナルのデザインを忠実に再現しながら、現代的なアップデートが施されています。今回のモデルは、500本が日本国内向けに、1,000本が海外向けに販売される予定です。
時代を超える魅力と歴史
『ワールドマップ』は、オリエントの歴史を体現する時計の一つです。オリジナルモデル「ワールドダイバー」は、日本人の自由な海外渡航が始まった1964年に誕生しました。その後継機となる『ワールドマップ』は、ダイバーズウォッチとトラベルウォッチの融合を期待され、大きな人気を集めました。特に、24時間表示の内転リングを南半球の世界地図に合わせることで、海外旅行の際のおおよその時刻を把握できる機能は、旅行への憧れを強調しています。
デザインの細部に宿るこだわり
今回の復刻版は、オリジナルモデルを基にしつつも、デザインにおいてさらなる進化を遂げています。特に、1969年のモデルを基にしたマルチカラー文字板には、1950年代に使用されていた筆記体のOrientロゴがあしらわれています。ケース周囲とりゅうずにはゴールド色が施され、これが時計全体に華やかさを与えています。さらに、ケースバックには「Orient Since 1950 75th Anniversary」と銘打たれた特別なロゴとシリアル番号が刻まれ、特別感を高めています。
さらに高まる機能性と快適性
今回の『ワールドマップ』は、レトロ感を大切にしながらも、20気圧防水に対応した強化設計が施されています。ケース一体型のメタルバンドは、非常に快適なフィット感を提供し、機械式ムーブメントのキャリバーF6922は、高い精度を誇ります。これらの要素が結合し、オリエントファンや世界中のコレクターにとって見逃せない一品となることでしょう。
結論
オリエントの75周年を祝う『ワールドマップ』は、その美しいデザインと豊かな歴史を背景に、新たな時計の魅力を感じさせてくれるモデルです。数量限定での販売のため、時計コレクターや愛好家にとっても、手に入れるチャンスは見逃せません。ぜひ、この特別なモデルに注目してください。