ユミルリンク、Virtuozzoを活用した仮想基盤の最新化を発表

ユミルリンク、Virtuozzoを利用した新たな仮想基盤の導入



2025年10月15日、東京都渋谷区に本社を置くユミルリンク株式会社は、Virtuozzo株式会社(東京都中央区)によって提供される仮想化プラットフォーム「Virtuozzo Hybrid Infrastructure(VHI)」を採用したことを発表しました。この新しい仮想基盤の導入によって、ユミルリンクはコスト削減や業務効率の向上を図ることを目指しています。

Virtuozzoの導入による変更点


ユミルリンクがVHIを導入する理由は、ライセンス変更への対応や大量のメッセージサービスの運用を効率化するためです。ユミルリンクのカスタマー本部のネットワーク部マネージャーである塗木智也氏は、この移行にあたって「複雑さを解消しつつ、我々のビジネスモデルに必要な要素を満たすこと」を強調しています。

VHIの導入により、ユミルリンクは以下の点を実現しました。
  • - 総所有コスト(TCO)の削減: 明確で一貫性のある管理が可能で、ライセンス費用に加え、エンジニアの作業時間も削減。
  • - 運用のシンプルさ: 直感的なユーザーインターフェースによる容易なスタートアップが促進される。
  • - 高性能なメッセージング: ストレージスループットを一貫して保ちながら、複雑な調整なしで動作。
  • - 学習コストの削減: 新しいUIは操作が簡単で、運用管理者の学習時間を大幅に短縮。
  • - 将来の展望: 将来的にKubernetesを導入する際に、VHIは無償での活用が可能です。

ユミルリンクが重視した選定ポイント


ユミルリンクがVHIを選定するにあたって重視した5つのポイントは以下の通りです。
1. コストパフォーマンスと管理の容易さ
2. ベンダーロックインからの脱却
3. シンプルさ
4. 高いストレージ性能
5. 拡張性の確保

これらの条件は、ユミルリンクが目指す業務展開において非常に重要な要素であり、特にコストや運用のしやすさは今後の成長に直結すると考えられます。

業界からの評判


Virtuozzo Japanの営業ディレクター、川崎桂造氏は「テクノロジーが常に進化し続ける中、企業は新しい選択肢を求めています。ユミルリンクのような企業がコストとパフォーマンスの両立を求めていることを理解し、このニーズに応える製品を提供できることを嬉しく思っています」と語っています。

この発表は、仮想基盤が更新される中で、企業が求める未来の姿にまさにフィットした形です。また、ユミルリンクのCuenoteメッセージングソリューションは、今後も多くのユーザーに愛され続けることでしょう。

最後に


ユミルリンクの取り組みは、仮想化技術の進化とともに、自社のニーズに応じた柔軟な対応策として非常に興味深いものです。今後、同社が導入したVirtuozzoがどのような影響をもたらすのか、多くの注目が集まっています。

詳しい情報は、Virtuozzo公式サイトやComing SoonのQiitaページでご確認いただけます。

会社情報

会社名
Virtuozzo株式会社
住所
東京都中央区銀座1丁目3番3号G1ビル7階1412号
電話番号
03-4588-2727

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