気仙沼おさんぽBINGO
2020-01-22 08:30:06

宮城県気仙沼で始まった「おさんぽBINGO」プロジェクトの魅力

宮城県気仙沼市で、地域の魅力を再発見する「気仙沼おさんぽBINGO」の販売が開始されました。このプロジェクトは、気仙沼の観光名所や名物を載せたビンゴカードを使用して、町の魅力を楽しみながら再発見することを目的としています。参加者は、「犬」「時計」「葉っぱ」といったイラストを描いたビンゴカードを使い、散歩をしながらそれに該当するものを探し出します。いい散歩ができるだけでなく、知らなかった地元の魅力も学ぶことができるのが特徴です。

このプロジェクトは「自分のまちの「おさんぽBINGO」をつくろう」と題されたもので、地域の観光名所や名物、生物を盛り込んだビンゴを通して、地元の魅力を多くの人と分かち合うことを狙いとしています。2019年にスタートしたこのプロジェクトは、気仙沼市立面瀬小学校で行われ、児童たちがアイテムを探し、詳細な調査を行った結果、今の形へと完成をみました。

気仙沼おさんぽBINGOでは、30のユニークなアイテムが登場します。それには、観光名所や地元の料理に加えて、地元民でなければ気付かない方言や文化もあり、特に「おだづなよ」や「漁船の汽笛」など、地域の人々にとって特別な意味を持つ要素が選ばれています。これらのアイテム選びには、地元の小学生たちが2000を超える候補の中から厳選したものが含まれています。子どもたちの好奇心を刺激し、さらに大人たちも「それは何だろう?」と興味を持つきっかけになるでしょう。

また、BINGOカードには、各アイテムを詳しく紹介したガイドブックも同封されており、子供たちのイラストと手書きの説明が印象的です。これにより、観光ガイドとしても活用できる内容となっており、気仙沼の新たな一面が紹介されます。散歩中には、観光名所を訪れるだけでなく、過去の思い出や新たな発見に心が躍ることでしょう。

気仙沼おさんぽBINGOは現在、気仙沼市内のお店や3710Labのウェブストアで手に入ります。気仙沼の町を歩きながら、地元の魅力を再発見できるチャンスをお見逃しなく!取り扱い店舗は順次拡大中で、子供たちが制作したPOPも店頭に飾られる予定です。新しい取り扱い店舗も募集中であり、興味がある方は3710Labまでお問い合わせを。

この企画は、公益財団法人日本財団の助成を受けて行われており、海・学び・ヒトをテーマにした新たな教育の形を提案する一般社団法人3710Labによって推進されています。子供たちが自分の町を知り、愛着を持つことで、より良い未来へとつながるコミュニティ創りに寄与することを目指しています。

気仙沼市を訪れた際には、ぜひ「気仙沼おさんぽBINGO」を手に取り、自身の手で町の魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。新たな発見があなたを待っています。

会社情報

会社名
一般社団法人3710Lab
住所
東京都港区南青山2-9-25センチュリーホーム南青山B棟302
電話番号
03-6823-8307

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