APIbank.jpで広がる可能性
2018-03-15 11:30:04

日本初のAPI取引所「APIbank.jp」が切り開く新たな経済圏とDappの可能性

日本初のAPI取引所「APIbank.jp」



2018年3月15日、日本初のAPI取引所「APIbank.jp」が正式にオープンしました。このプラットフォームは、企業が有する多種多様なサービスやデータをAPI(Application Programming Interface)を通して外部に公開し、それを他の企業が活用することで、新たな経済圏を築くことを目指しています。250兆円規模とも言われるAPIエコノミーの現代、この取引所は、企業や開発者にとって重要な役割を果たすことになるでしょう。

API取引所の役割とは



APIbankは、APIの需要と供給を繋げる流通プラットフォームとして機能します。世界中の優良APIを多様なカテゴリに整理し、取引所として提供することで、開発者やビジネス企画者が直接やり取りをせずとも簡単に利用できる仕組みを整えています。これにより、APIの取引が活性化し、開発者は「探して、試して、使ってみる」ことがしやすくなります。

Dapp(分散型アプリケーション)とは



また、最近話題となっているのがDapp(Decentralized Application)です。従来の中央集権型アプリケーションとは異なり、Dappはブロックチェーン技術に基づいて動作し、全体に分散した管理システムを持っています。そのため、単一障害点が存在せず、透明性の高い環境が提供されます。最初のDappはビットコインですが、現在では多くのアプリがDappへの移行を進めています。APIbankに登録されたDappのAPIは、さらなる経済圏の拡大につながるでしょう。

APIbankの3つのミッション



APIbankは、以下の3つのミッションを掲げています:
1. API提供者支援 - API開発アドバイザリーやドキュメントの共有、コミュニティ運営を行います。
2. APIマーケティング・販促支援 - ソーシャルメディアを駆使した露出やマーケティング調査の公開を行い、販促活動を支援します。
3. API開発者支援 - API関連ニュースの紹介やコミュニティ運営、新しいAPIの開発サポートを行います。

SOBAプラットフォーム



APIbankを支えるSOBAプラットフォームは、APIを一元管理し、開発者が必要な動作環境を提供します。これにより、開発業務の負担を軽減し、ソフトウェア開発の効率を大幅に向上させることが期待されています。従来は個別契約が必要な作業が多かったため、開発生産性が低下していましたが、SOBAプラットフォームはその無駄を省くために設計されています。

AOSグループの取り組み



APIbankを運営するAOSグループは、「良い技術は世の中を幸せにする」との理念のもと、さまざまな企業を通じてより良いビジネス環境とライフスタイルの提供を目指しています。同グループは、ソサエティ5.0の実現に向けて積極的に活動しており、APIbankもその一環として大いに貢献しています。

まとめ



日本初のAPI取引所「APIbank.jp」は、APIエコノミーの基盤を築くだけでなく、Dappの開発を推進し、さらに多くの開発者や企業への支援を行なっています。この新しいプラットフォームが、今後どのように経済圏を広げていくのか、そしてDappの可能性をどのように引き出していくのか、今後の展開に注目です。

会社情報

会社名
AOSリーガルテック株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-5733-5790

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