銀座の新おもてなし
2015-02-17 16:34:50

訪日外国人向け!銀座三越で新しいおもてなし体験を提供する実証実験

銀座三越で試みる訪日外国人への新たなおもてなし



サトーホールディングス株式会社は、2015年2月18日から2月22日の間、銀座三越にて訪日外国人を対象としたおもてなしサービスの実証実験を行います。これは、最新のNFC(近距離無線通信)技術を駆使したリストバンドを用い、買い物をより楽しく、簡単にしてしまう新しい試みです。

実証実験の内容



この実証実験では、訪日外国人に向けてNFC機能を搭載したリストバンドが配付されます。これを店舗の端末にかざすことで、彼らの国籍や性別、お好みに応じたおすすめ商品が表示され、さらにその商品の売り場への案内も行います。お客様は、複数の言語(日本語、英語、中国語)で情報を受け取ることができるため、言語の壁を感じることなく快適にショッピングを楽しむことができます。

この取り組みは、経済産業省の「平成26年度電子経済産業構築事業」の一環として実施されており、サトーの企画が採択され実現に至りました。

背景:多様なニーズに応える



来日する外国人観光客の数が増加する中、彼らに対するサービスが求められています。しかし、宿泊のチェックインや免税品の購入、通信機器のレンタルなど、異なる場面で個々に本人確認を行うことは、手間がかかり、また待ち時間が長くなるという課題がありました。サトーはこうした問題を解決するために、一度登録したID情報を共有し、観光や買い物などの場面で必要な情報を迅速に提供することを目指しています。

実証実験の特長



銀座三越の9階に設置された春節特設コーナーでは、NFCリストバンドを装着した訪日外国人が、備え付けの端末にリストバンドをかざすだけで、自分に最適な商品の情報を受け取ることができます。この情報には、該当商品の陳列位置が示されたマップも含まれています。そのマップには二次元コードが印刷されており、それをスマートフォンで読み取ることで、さらに詳細な情報にアクセスできるようになっています。これにより、店舗をスムーズに巡ることができ、訪れる外国人顧客にとっての負担を軽減します。また、特別支援として、訪日外国人へのサポートを行う株式会社マイスター60の「おもてなしシニア隊」が連携し、英語や中国語に対する強いサポートを提供します。

サトーホールディングスの概要



サトーホールディングスは1940年に設立され、東京都目黒区に本社を置く企業です。その主な事業内容は、バーコード、RFID、自動認識システムの提案や開発、販売です。また、従業員数は連結で4,167名、年商は967億円であり、国内外で数多くの実績を持つ企業です。

日本の観光業が急成長を続ける中、訪日外国人へのサービスの質を向上させることが求められています。この実証実験を通じて、サトーは観光客にとってより快適で豊かなショッピング体験を提供することを目指しています。今後、この取り組みが実際のビジネスモデルとして広がり、さらなる発展が期待されます。

会社情報

会社名
サトーホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦3-1-1msb Tamachi 田町ステーションタワーN
電話番号
03-6628-2400

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