株式会社セブン-イレブン・ジャパンが新たな広告展開として、配送トラックを利用したラッピング広告の実証実験を始めることを発表しました。この実験は、2021年2月27日から4月22日までの55日間、東京都内において実施されます。
配送トラックの側面に施されるラッピング広告は、視覚的なインパクトを持ち、街中を歩く人々や車のドライバーに直に訴求力を持つため、近年注目を集めています。これにより、様々な利用者に新たな接触機会が生まれ、従来の広告媒体に比べてリーチが飛躍的に向上する可能性があります。
このプロジェクトには、広告効果の分析を行う株式会社Essenも協力しており、彼らの持つ特許技術を用いて、広告の効果を科学的に検証します。具体的には、トラックの走行ログと人流ビッグデータを統合することで、広告がどれだけの人に閲覧されたか、反応がどうだったかなどのデータを詳細に取得します。
さらに、今回の実験は東京都新宿区・渋谷区、八王子・府中市・町田市の合計10台の配送車両を走らせ、特定のエリアでの広告効果を可視化します。この手法は、広告の接触者の来店計測など、従来の数値だけでは測れなかった効果を検証し、広告活動全体の価値を把握することが可能となります。
セブン-イレブンの配送トラックは既に定められたルートで運行されるため、バスや電車と同様の高い広告効果が期待されています。加えて、広告を使って「セブンプレミアムさばの塩焼き」といった商品を宣伝することで、来店促進につなげる狙いもあるようです。
この取り組みは、広告を通じて商品を消費者に直接届ける新しい試みであり、セブン-イレブンにおいても新たな価値創出を目指しています。地域に密着した配送ネットワークを活用することで、持続可能なサプライチェーンの構築にも力を入れていく方針です。
今後、実証実験の結果がどのような影響をもたらすのか、またマーケティング手法の進化にどのように寄与するのか、大きな注目が集まります。配送トラックの広告媒体としての価値が検証されることで、今後のセブン-イレブンの広告戦略に新たな風を吹き込むことが期待されています。
この実験は、今後のマーケティング手法の進化とともに地域社会との関わりを深める一環として、注目を集めています。また、トラックによる移動広告がどのように受け入れられるのか、消費者の反応にも期待が高まります。