TXOne Networksが発表した「Sennin」ファミリー
2026年4月30日、日本のOTセキュリティパートナーであるTXOne Networksが、新たな評価と運用保護のツール群「Sennin」ファミリーを発表しました。オペレーションファーストの信念のもと、TXOneはOTセキュリティリスクの評価とその実行における課題に立ち向かうことを目指しています。
Senninファミリーとは?
Senninは、TXOneの包括的なフレームワーク「Discover. Assess. Protect.」を強化する対策として設計されており、評価機能やプログラムガバナンスを追加することで、OTセキュリティライフサイクルの各フェーズをスムーズに連携させるものです。
多くの企業がOT資産の可視化や脆弱性検出に多額の投資をしている中、評価結果を効果的にリスク低減に結び付けるのは容易ではありません。運用上の制約や部門間の調整負荷、さらにはOTセキュリティ人材の不足が障壁となり、実行に移すのが遅れがちです。そこでSenninは、複数の業界における先進的な企業での導入実績を基に、AIによる分析支援を駆使することで、評価から運用現場で実用的な保護対策への移行を迅速かつ効率的に行うことを目的としています。
SenninRecon™とSenninOne™
SenninRecon™
SenninReconはOT資産の可視化と脆弱性評価のために設計されたパッシブ型ネットワークセンサーです。2026年2月のS4x26で初めてプレビュー出演し、産業ネットワーク上で180種類以上のプロトコルを監視し、影響を与えずに資産を特定します。このツールは、TXOne独自のVSARスコアリング手法を活用し、通常の深刻度評価に加え、攻撃可能性や運用コンテキストを考慮したリスク評価を提供します。
SenninOne™
SenninOneは、評価結果を具体的な対策アクションに変換するためのエンタープライズ向けガバナンスプラットフォームです。SenninReconの結果をTXOne Edge(ネットワークセキュリティ)、Stellar(エンドポイント保護)、Element(セキュリティ検査)と連携し、資産管理、セキュリティポスチャの評価、脅威の可視化を実現します。AI分析支援により、リスク評価の効率化と自動化された調整負荷の軽減を図ります。
産業のリスク低減を実現するSennin
Senninファミリーは、TXOneのエンタープライズプラットフォームの進化を象徴しています。以前の製品群では、各段階での支援が行われていましたが、Senninは特に「Assess」段階を強化し、リスク特定から大規模な保護対策への確実な移行をサポートします。
TXOne NetworksのCEO、Dr. Terence Liu氏は、「産業環境におけるリスクの特定は難しくない。しかし、本当の課題は運用を止めずにリスクを低減することだ。Senninはこのギャップを埋め、運用部門がリスク認識を持つことで持続可能な保護対策を実現する支援をする」と語っています。
Senninは現在、TXOne Networksとそのグローバルパートナーを通じて提供されており、既にSageOneユーザーは標準のアップグレードプロセスに従ってSenninプラットフォームに移行可能です。
TXOne Networksについて
TXOne Networksは、OTセキュリティ領域に特化した企業であり、重要インフラの保護と生産活動の継続を両立することを目指しています。産業環境向けに設計された製品群を通じて、資産の可視化、文脈に基づくリスク評価、オペレーションの保護を実現しています。