ONODERA USER RUNとモンゴル国が教育連携に向けたMOUを締結

ONODERA USER RUNがモンゴル国と教育分野での協力を強化

株式会社ONODERA USER RUN（OUR）は、モンゴル国との間で無償教育の提供と日本国内への人材送り出しを目的とした覚書（MOU）を2025年4月14日に簽結した。この締結式にはモンゴル国の外務大臣と教育科学大臣が出席し、両国間の教育交流の重要性を再確認した。今後、文化や知識の交流を通じて、両国の関係がより密接になっていくことが期待されている。

MOU締結の経緯と目的

モンゴルは広大な国土に350万人以上の人々が暮らしており、近年は日本との間で「特別な戦略的パートナーシップ」を結ぶなど、各国との関係を強化している。OURはモンゴル国内での人材育成を重視し、特に「OURストレートスルー」プログラムを通じて、若者の育成に取り組んでいる。これにより、日本の労働力不足の解消にも寄与できることが期待される。

具体的な取り組みの内容

MOU締結に際して、OURはモンゴル国の教育機関と連携することで、日本語と特定技能に特化した教育を提供するための新たな教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」を設立する計画を進めている。本校は2025年9月に開校を目指しており、地域の若者が日本での就業に向けたスキルを習得できる場となる。

MOUでは、モンゴル科学技術大学およびハンガイ地域評議会が協力し、学生に対して無償で教育を行うことが約束されている。また、モンゴル科技大は、同大学が保有する建物や教室の一部を無償で提供し、より多くの学生に教育機会を提供するための環境を整える予定だ。

両国における社会課題解決への貢献

本MOUの締結により、モンゴル政府が推進する観光促進キャンペーン「Go Mongolia」や、食糧供給の安定化に向けた取り組みにも人材育成の面から寄与することが可能になる。これにより、両国の社会課題解決に向けた新たな第一歩が踏み出される。

グローバルに展開するOURの教育

OURは、アジアの4ヵ国（フィリピン、ミャンマー、ラオス、インドネシア）に加え、バングラデシュ、モンゴルの2ヵ国を新たに加え、6ヵ国規模で無償教育を展開する計画だ。これによって、日本の労働力不足解消に向け、より迅速かつ柔軟に対応できるようになる。人材の供給力を高めることで、両国間の雇用機会創出にも寄与していく。

まとめ

教育を通じた国際協力は、今後の経済や文化の発展に寄与するものです。ONODERA USER RUNの新たな取り組みは、単なる人材育成にとどまらず、国際的な視野を持った人材を育成する重要な一歩となるでしょう。将来的には、両国のさらなる関係強化が期待されます。

一緒にこの新しい展開を迎え、未来を見つめ直す機会としましょう。