大分33MW太陽光発電所計画
2015-12-10 11:00:50
大分県で33MW太陽光発電所建設へ!121億円規模のプロジェクトファイナンス契約締結
大分県に巨大太陽光発電所建設へ - 121億円規模のプロジェクト始動
日本ソーラーサービシズ合同会社(NSS)は、大分県において発電容量33メガワット(MW)の大規模太陽光発電所の建設プロジェクトに着手することを発表しました。このプロジェクト実現のため、ING Bankを主幹事とする121億円規模のプロジェクトファイナンス契約を締結。日本における同社最大の融資契約となります。
2018年稼働目指し、着々と準備進む
この太陽光発電所は、2016年の第1四半期に建設を開始し、2018年の稼働開始を目指しています。建設および運営はNSSが担い、設計・調達・建設(EPC)は株式会社LG CNSジャパンが担当します。発電設備には、LG製の太陽光パネルと東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製のインバーターが採用される予定です。
国内最大級プロジェクトに関係各所が期待
NSSのマネージング・ディレクターであるOlivier Renon氏は、「今回の融資は、当社にとって日本における最大規模の融資契約締結であり、大きな節目となります」とコメント。関係各所の支援に感謝の意を表しました。SonnedixのプレジデントであるFranck Constant氏は、ING Bankとの長年の信頼関係にも触れ、今回のプロジェクトへの期待を表明しました。
ING BankのUtilities & Infrastructure Asia代表であるErwin Maspolim氏は、本プロジェクトを「ING Bankの国際的な再生可能エネルギー計画への融資ポートフォリオに加わる素晴らしいもの」と評価。日本における再生可能エネルギー投資への更なる期待を述べています。
多様な専門家がプロジェクトを支援
本プロジェクトには、数多くの専門家が参画しています。法務面では、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、リンクレーターズ、金川国際法律事務所が、技術面ではVector Cuatroが、また、金融モデルおよび税務対策ではPwC税理士法人とKPMG税理士法人がそれぞれ支援しています。保険はエーオンジャパン株式会社が担当します。
再生可能エネルギーの未来を担う一大プロジェクト
この大規模な太陽光発電所プロジェクトは、日本の再生可能エネルギー推進、ひいては地球環境保全への貢献に大きく寄与することが期待されます。121億円という巨額な投資がなされたこのプロジェクトの今後の進捗に、多くの注目が集まっています。関係各所の連携によって、計画通りに建設が進み、2018年の稼働開始が実現することを期待したいところです。
今後の展望
NSSは、日本国内で複数の大型太陽光発電計画を進めており、今回の成功を足掛かりに、更なる再生可能エネルギー事業の拡大を目指していくものと予想されます。ING Bankも、日本を含むアジア地域での再生可能エネルギー事業への投資拡大に意欲を示しており、今後も同様のプロジェクトが生まれる可能性が高いと言えます。本プロジェクトは、日本の再生可能エネルギー分野における新たな一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ソネディックス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区芝公園1-3-1留園ビル6階
- 電話番号
-
03-6402-5403